『青春スター』9・10話ーー日本人参加者・カズタチームに「今すぐにでもデビューできる」と高評価!
10話では、セミファイナルミッションが始動。追加合格となった2人を含めた23人が頂点を目指して準決勝に参加する。
準決勝は個人戦となるため、アイドル派は2グループに分かれ、シンソン派とボーカル派はソロステージを行う。1R・2Rともに、会場にいる観客200人とエンジェル8人がそれぞれが持つ100点を合計した1000点満点で評価を受け、最終的に上位7名が決勝に進む。
トップバッターのジョンヒョンと続いたチャンフィは、緊張や体の不調により本来の力が発揮できず、悔しい結果となった。両者ともに本来は実力のあるボーカルであるため、エンジェルからも悔しさを感じるコメントが寄せられた。
ヒヨンは余裕のあるステージで自身の魅力を見せつけ、自慢のホイッスルボイスまで披露。観客を楽しませるための動きまで考えられており、ステージマナーもエンジェルに好評だった。ジョンシンのみボタンを押さなかったものの、会場からも190票を獲得し890点を記録した。
ソンインは自信をなくしていたところを周りの参加者に支えられ、アドバイスをもらいながら本番まで辿り着いた。周りの応援の甲斐もあり無事に歌唱を終えると、番組公認の泣き虫と言われるほど涙を流した。未熟さに関してアドバイスをもらったものの、巻き返し可能な点数を得ることができたため2Rでの成長ぶりに期待したい。
続いたウィソンは、原曲を感じさせないようなアレンジで個性たっぷりに挑んだものの、リズムの遅れや退屈さなどの改善点が目立ってしまった。
テヒョンは持ち前の表現力と歌唱力で圧巻のステージを見せ、原曲者であるエンジェルのスンファンからも票を獲得。いくつかの改善点はあったものの、この時点でヒヨンに続く高得点をゲットした。
次は圧倒的な実力で多くの参加者にライバル視されるシニョンが登場。ステージ上で自信なく見える振る舞いを課題となっており、自分でも堂々としたパフォーマンスをするにはどうすべきかを悩み思い詰めていた。しかし本番ではそんな悩みを感じさせないほどの安定した歌いっぷりで、エンジェル全員が点を入れた。自信が必要との指摘はあったものの、プロの歌手と言えるほどとのコメントを受け、喜びの涙を見せていた。
これにジョンウォンが続いたが、元々不調だった喉をリハーサルで潰してしまい、本番は声がうまく出なかった。辛い結果となり、本人も2Rへの不安まで滲ませた。
ボーカル派の次はアイドル派のパフォーマンス。先攻はBTSの「I NEED U」を披露したジュニョクとドハを含むチームだ。ロビンの成長も見られ、エンジェルからも4票獲得するなど悪い結果ではなかったが、全体的に弱めの印象で最善点が残った。
2チーム目として登場したのは、カズタとソンユン率いる5人。EXOの「Love Shot」を披露したが、ボーカルやダンスなどどれをとっても完璧なステージだった。明らかに完成されたレベルのパフォーマンスにエンジェルも思わず歓声を上げ、今すぐにでもデビューできるとのコメントまで。特にヒョンの成長ぶりは凄まじく、オーディションが進むごとに上がっていくスキルに全員が驚いていた。WINNERのYOONにも同じアイドルとして誇らしいとまで言わしめ、ここでこれまでの全てのパフォーマンスを超える984点を獲得し首位に立った。
決勝への道が明らかになり始める11回の放送、そして同じチームとしてライバルとして切磋琢磨する彼らの今後をチェックしたい。