Ankerの充電器が小型化&高出力を叶えたワケ 独自技術「GaNPrime」と搭載製品を発表
最大240W出力に対応するUSB PD 3.1製品
このほか、GaNPrimeシリーズではないが、USB-IFが2021年5月に仕様を策定したUSB PD 3.1に対応した充電器も発表された。従来のUSB PD 3.0では、最大出力は20V/5Aの100Wまでに制限されていた。しかしUSB PD 3.1では、最大240Wに対応。近年増えているゲーミングノートPCなどの高消費電力製品の充電にも対応する。
Ankerが発表したUSB PD 3.1製品は、「717 Charger(140W)」とモバイルバッテリーにもなる「737 Power Bank(PowerCore 24000)」の2種類。どちらも単ポート140W出力に対応している。また、USB PD 3.1製品で利用できるよう、最大140Wに対応するケーブルも発売される。
なお、今回は詳しい発表はなかったが、1ポート最大140W、4ポート合計で最大240Wに対応するGaNPrimeとUSB PD 3.1に対応した「Anker 749 Charger(GaNPrime 240W)」の発売も予定されている。
各製品は7月26日から予約・販売が順次行われる。
Anker 749 Charger(GaNPrime 240W)とAnker 767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh)は今冬発売予定となっている。