『青春スター』6~8話ーー日本人参加者・カズタ「死の戦い」に挑む? 熾烈な争いの結果は……

 『青春スター』本選2ラウンドの放送となった6回7回、そして新たな戦いが始まった第8回の放送も見逃せない展開ばかりだった。惜しくも脱落が決まった参加者も悔いのないステージを見せていた3回分の放送をダイジェストにして紹介したい。

【場面写真】『青春スター』6〜8話ハイライト(全24枚)

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 第5回の最後に放送されたボーカル派に加え、カラフルでかわいいステージを披露したアイドル派とクマン&アリンの個性的なシンガーソングライター派の対決となった第2ラウンドの初戦。3位になると脱落してしまう厳しい戦いの中、どのチームも拮抗したレベルの高い戦いとなった。2位はクマン&アリン、1位はアイドル派、残念ながらボーカル派のヨンウンとイネはここで敗退となってしまった。

 次の組は注目の全てのジャンルから参加者が集まった。誰もが惹かれているキムプルムと独自の世界観を持つヒョジンのシンガーソングライター派、バランスよく構成されたアイドル派、ボーカル派からはハリネズミチームが登場した。シンソン派の2人はチョ・ヨンピルの楽曲に自分達のスパイスを入れた現代風の編曲で完璧にこなした。アイドル派は練習に奮闘したKARAの「ミスター」をエネルギッシュに披露したが苦戦。続くボーカル派は繊細さが必要な「Hug me」を感情たっぷりに歌い上げ会場中を感動させた。接戦だったが、シンソン派・ボーカル派に敗北しアイドル派が3位となり、涙の敗退となった。

 3組目は、ジュンス率いるダンススキル最上級のアイドル派チーム、ボーカル派の王子と姫ユニット、シンソン派のかわいすぎる3人が集まった男女混合チームの戦い。まずはボーカル派のドホンとジスによる別れた恋人たちのドラマのようなステージ。次のボーカル派は韓国の春の定番ソング「Cherry Brossom Ending」を独創的な演出で可愛らしくアレンジした。アイドル派はBTSの「DNA」をダンスブレイク含め余裕たっぷりに披露。3チーム完璧すぎる判断の難しい戦いで、1位アイドル派2位シンソン派、惜しくもボーカル派の2人が脱落した。

 7回目の放送は第2ラウンドの続き4組目からスタート。アイドル派「宝石ビビンパ」チームは眩しすぎる最年少チームで少女時代のGeeを披露した。中間評価から好評で本番も魅力の光るステージとなったが、いくつか惜しいポイントが。ボーカル派はミョジンとウィソンのユニット。ウィソンには合う曲だったものの2人の声やリズム感の相性が合わず難しい結果になった。

 シンソン派は注目の男女ユニット。ジヒョン、ジョンハン、ギフンという声も音感も完璧な3人が揃い、自他共に認める怖いもの無しのステージで過去最高得点を獲得し1位に。アイドル派が3位となり、敗退となってしまった。

 5組目は、全チームで円陣を組んでから登場。アイドル派は日本人のカズタ含むワールドジュニアチーム、ボーカル派は最強の2人がヒョン兄妹チームとして登場。シンソン派からはおっとりしつつも実力のある2人が登場した。

 ボーカル派の2人は安定した歌声で感情たっぷりにバラードを歌い上げ、会場を涙で包んだ。ジュニョクとカズタ率いるアイドル派はSUPER JUNIORの「Sorry Sorry」を最高のクオリティで披露し、エンジェルのシンドンも認めるステージに。雰囲気をガラリと変えて、シンソン派のシオンとヨンミンは落ち着いた柔らかい声の彼らにぴったりな歌詞で魅力を爆発させた。

 誰もが1位になれるようなこの戦いを制したのはボーカル派。シンソン派は悔しい敗退となり、涙を流した。

 最終組の6組は、ボーカル派ハイテンション親子チーム、アイドル派雪だるまチーム、シンソン派の牽制対象チーム。最後の舞台になるかもしれないから楽しみたいと挑んだボーカル派のチャンフィとソンインは、実力を見せつけつつも愛嬌のある観客も楽しいステージだった。

 アイドル派は迫力あるイントロでスタートしBIGBANGの「Bang Bang Bang」を披露したが、エンジェルの評価としては全体のバランスに少し問題があるようだった。

 シンソン派は、ボムジン・ペクア・ギョンミンの3人がそれぞれの魅力をうまく調和させているようだったが、原曲に釣られてしまったり酔いすぎたりしている印象で課題が残った。

 文句なしの1位はボーカル派に。うまく実力を出しきれなかったシンソン派はここまでとなってしまった。それぞれは1位を取れる実力だったこともあり悔しさが残っているだろう。

 第2ラウンドではエンジェルパスが3枚使用され、ハン・イネ、ユ・ヨンミン、ペク・アの3人が追加合格となった。しかしその3人以外にも実力者は多く、全員にとって悔しい結果になっただろう。

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