朝倉未来のYouTubeメンバーが“誹謗中傷”で脱退 アンチコメントが深刻化するYouTube界
格闘家YouTuberの朝倉未来が、6月7日に動画を更新。チャンネルメンバーの岡くんが脱退。アンチコメントによって適応障害と診断されたことが原因だと明かした。
「岡くんが脱退することになりました」と題された動画では、朝倉未来と岡くんが揃って登場。岡くんのもとには、さまざまなアンチコメントが寄せられており、自身の容姿に言及する内容に関しては、スルーができていたとのことだが、「お荷物」「朝倉未来の金魚のフン」といった誹謗中傷が寄せられていたとのこと。YouTubeチャンネルに貢献したいという思いはありつつも、さまざまなギャップを目の当たりにし、次第に考え込むようになってしまい、病院に行った結果、適応障害と診断された。
朝倉を含むメンバーは、岡くんを引き留めようとしたものの、動画に出ず裏方に専念することや、朝倉の別事業で働く提案に対しても「いい待遇をされる理由もない」と断ったとのこと。岡くんは、「SNS自体に疲れてしまって、今すぐにでも消したい」と参っている様子。最後に視聴者に対して「メンバーのみんなも短い間でしたけれども、こんな僕を応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。そしてすみません」とコメントした。
朝倉未来のチャンネルでは、過去にスタッフの1人がアンチコメントが原因でうつ病を発症し、チャンネルから脱退している。YouTube界では、先日フィッシャーズのモトキがうつ病を理由にしばらく動画出演を休止することを発表。ここ1年間でも、48-フォーエイトからこたつが脱退し、平成フラミンゴのりほが一定期間動画出演を見合わせるといった事態が起きている。
大手事務所のUUUMが、「誹謗中傷対策チーム」を立ち上げるなど、業界のなかからさまざまな手立てが進められているが、SNS上の誹謗中傷をめぐる問題や、クリエイターの心のケア問題は未だ解決の兆しを見せない。