『めざましテレビ』でも活躍 松川星が恋愛番組出演で破りたかった“殻”

 ABEMAの『恋愛ドラマな恋がしたい』のシーズン9、『恋愛ドラマな恋がしたい~Kiss me like a princess~』(以下、『ドラ恋』)が、5月15日より放送開始となる。

 “恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか?”をテーマに、若手俳優たちが毎話キスシーンのある恋愛ドラマを演じながら、その恋愛模様も追いかけていく『ドラ恋』。シリーズ9作目となる今回のドラマのテーマは、現代版おとぎ話。原案を一般公募し、脚本家の鈴木おさむが脚本化した。出演者に課されるミッションも一新され、めくるめく恋模様も加速していきそう。

 リアルサウンドテックでは、シーズン9出演全メンバーにインタビュー。今回は女優として、大人の恋愛を演じた経験も多い松川星に話を聞いていく。抜群の外見の美しさと演技経験の多さを誇る彼女は、今回最年長女性メンバーとなる。同性メンバーからは「しっかり者のお姉ちゃん」ポジションとして慕われていたようだ。一方恋愛面では、意外と受け身なタイプらしい。努力家で真面目な松川は、今回どんな風に恋愛をしていくのだろうか。(ミクニシオリ)

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――松川さんが『ドラ恋』出演を希望したきっかけを教えてください。

松川星

松川星(以下、松川):今年25歳で、芸能は8年やっているんですが、なかなか大きく変われないなあ、というマンネリを感じていて。自分の殻を破るような経験がしてみたくて、覚悟を決めて出演させていただくことになりました。

――ちなみに、破りたかった「殻」とは?

松川:もちろんお芝居もなんですけど、自分の素をみんなの前で出したい、という思いもありました。普段からSNSでの発信を頑張っているんですけど「何やってる人か分からない」ともよく言われるんです。リアリティを撮られる中で、等身大の自分を見せたい、と思ったのも大きかったですね。

――松川さんはハキハキと明るい雰囲気も印象的です。女子メンバーからも慕われている様子が伝わってきました。

松川:女子メンバーはいい子ばかりだったので、共同生活の中でも一度も嫌な思いをすることはなかったですね。生活を撮られることに不安はあったけど、いざ始まってみたら毎日本当に楽しかったです。

――ちなみに、恋愛の方はどうでしょう。好きな異性のタイプがあれば教えてください。

松川:尊敬できて、包容力がある人が好きです。お互いの好きなものを共有し合えたり、小さいことを褒め合えたりできるような、相互的なコミュニケーションができる人に惹かれちゃいます。

 内面は男らしい人が好きなんですけど、外見的はちょっと中性的というか……キレイな顔立ちで、清潔感のある人が好きです。

――外見と内面だと、どちらを重視していますか?

松川:もちろんどっちも大切なんですけど、第一印象で惹かれないと、その人のことをもっと知りたいと思えないんですよね。初めて会った時の印象で、もう自分の中で友だちなのか恋なのかが決まっちゃうんです。だから、最初は見た目から入ると思います。

 でも、話してみて違うなって思ったら恋にならない時もあるから、どっちも譲れないんじゃないかな。

――これまで好きになってきた人に、なにか傾向はありますか?

松川:もともとあまり恋愛体質ではない方なんですよね。でも、私は勝てない戦ができないタイプです。だから片思いの経験はあまりないし、自分に興味なさそうな人のことは「じゃあいいや」となってしまうことが多いですね。

――お相手からのアプローチも大事になってきそうですね。

松川:でも、ロマンチックなアプローチじゃなきゃダメという感じでもないんですよね。理想は、恋が始まってからどんどん地味な生活になっていっても、一緒にいて楽しいと思える人がいい。だから、まっすぐアプローチしてくれる人がいいですね。フラフラせずに、私だけを見てくれる人。みんながやってるようなモテテクっぽいものは、むしろ冷めちゃう。

――しっかりと自分の好みを分析されていますね。ちなみに今回、撮影の中で特にがんばったことはありますか?

松川:よく人から「まじめだね」と言われるんですけど、普段仕事の中では喋るより稽古に集中しすぎちゃうことが多くて。でも今回はみんなと仲良くなりたかったし、分け隔てなくコミュニケーションして、まずはみんなのことを知ろうとがんばりました。

――最後に、『ドラ恋』を通して成長できたことがあれば教えてください。

松川:これまでは恋愛に受け身なことが多くて、でも負けず嫌いで……という面倒くさい部分がある女だったんですけど(笑)、自分の好きな気持ちはたくさん伝えられたと思います。顔に出ちゃうタイプなので、誰が好きなのかとかも分かりやすいかなと。

 『ドラ恋』に出てみて、精神的な部分も成長できました。メンタルが強くないタイプだから不安も大きかったけど、いざやってみたら楽しくて、だからこそがんばれました。

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