勢いで会社を辞めてライブ配信の道へ なりちゃんが目指すライバーのその先とは?
――「Pococha」でたくさんの夢を叶えてきたんですね。リスナーさんがいてこそのライブ配信だとも思いますが、リスナーさんとの関係で悩むことなどもはありましたか?
なりちゃん:それぞれのプライベートのタイミングでライブ配信を見ることができなくなっちゃうリスナーさんもいるので、それは寂しいですし、時には信じていた人が離れてしまったと感じることもありました。でも、私のリスナーさんは温かい人がすごく多いので、悲しいことも経験しているけれど、それ以上に嬉しかったり幸せだったり恵まれていることの方が圧倒的に多かったです。みんな大好きです!
――実はなりちゃんさんの配信を見させていただいた時にも、リスナーさんとの信頼関係が伝わってきました。ところで「Pococha」を始めてから壁にぶつかったことはありますか。
なりちゃん:何回かあります。AランクとSランクのはざまにいた頃に一度壁を感じたことがありますね。
――苦しいときの打開策とか、気持ちを維持する方法はあるのでしょうか。
なりちゃん:いざライブ配信をしてみたら笑顔になれたりするので、まずは配信してみる。もちろん元気になれない日もあるのですが、その時は「なれなかった、ごめん!」って言って終了します(笑)。やってみたらどうにかなるかなと思って配信したら、みんなが来て枠を盛り上げてくれて、結果自然と元気になっていたりということもあるので、まずはやってみるという打開策もありますよ。
――「Pococha」で人生が変わったレベルの体験はありますか?
なりちゃん:ライブ配信に出会ったということ自体が人生を変えるきっかけになりました。勢いで会社を辞めたというのもありますが、それをきっかけにいい感じにランクを上げていけたんです。そこから「Pococha」のアプリ内イベントに入賞して自分のオリジナル楽曲を作るという夢がポンポンと叶ったので、やっぱり人生が変わったなと思います。配信に出会ってなかったら多分当たり障り無い人生を送って、終わっていたんだろうな。
ーー曲はどんなものを作ったのでしょうか?
なりちゃん:2曲出すことができて、ひとつは『君に見せたいエンドロール』という曲です。もうひとつは4月27日にリリース予定の『夜明け』という曲で、「Pococha」のCM曲にもなる予定です。オリジナル曲を2回も作らせていただきました。
――今後の活動としては、具体的にどんなことをやっていきたいですか?
なりちゃん:3年ぐらい前からずっと、ライブ配信のその先でライブコマースをやりたいと思っています。アパレルやフードのジャンルにも興味があり、今後は個人で企業さんと一緒にお仕事できるようになりたいです。また、音楽活動も続けていきたいので、いまはライバー専門で活動していますが、ゆくゆくはマルチタレントのようになって、ライバーの先の新しい道を作っていきたいなと思っているんです。
――最後に、なりちゃんさんにとっての「Pococha」はどんな存在ですか?
なりちゃん:「Pococha」はもう生活の中の一部になっているので、切っても切り離せない存在だと思います。本当にもう「Pococha」が無いことが考えられないぐらい、生活の一部なので。「Pococha」のリスナーさんは私のやりたいことを、まっすぐに応援してくれる人がすごく多くて、そんなリスナーさんには感謝しています。みんながいなかったら私はここにいないし、「Pococha」のなかでも存在していなかった。出会ってくれたみんなに本当に感謝です!
■なりちゃん
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