ヒカルの影響で全国からブロッコリーが消えた? 飲食店とのコラボを次々と成功に導くプロデュース力
飲食店でも発揮される、ヒカルの圧倒的な“影響力”
また、昨年7月からはコロナ禍の影響によりグループ全体で200店舗以上を閉めることとなったファミリーレストラン『ジョイフル』ともコラボしている。動画内や店舗広告での宣伝に加え、まずヒカル考案のハンバーグをオンラインと店舗で販売。こちらも販売スタートの翌日には、通販で1日で2万食以上が売れ、Amazonや楽天市場の食品ランキングでも1位を獲得。ジョイフルの株価も上昇し、ストップ高という大きな経済効果を生み出した。その後も順調に売上を伸ばし、2ヶ月後にはジョイフル最速での累計販売数100万食を突破。さらにコラボ商品第2弾として、ヒカルの実家の母が作った唐揚げの味を再現するというユーモアに溢れたコラボ商品も開発し、現在も順調な売上と共にコラボを続けている。
また、現在は無事オープンし、好調な売れ行きを見せている宮迫博之との焼肉店『牛宮城』。こちらも「全国で一番有名な焼肉店」とまで言われるようになったのは、そもそもオープン前の試食会でヒカルがメニューや味に大胆な苦言を呈したことが大きいだろう。
自身のアパレルブランドである『ReZARD』や、同じくアパレルブランドの『ロコンド』とのコラボ商品の売れ行きも好調なように、ヒカルの発言力やその存在による影響力は計り知れない。その鋭い目利きや柔軟な発想力も含めたヒカルの一挙一動に注目が集まっており、経済面も大きく動いていると言っても過言ではないだろう。