『彼とオオカミちゃんには騙されない』9話ーーついにゆなを諦める? レオ(松本怜生)への好意が溢れるメンバーも

 一方、ゆうき(櫻井佑樹)にとっては“わかりづらい”ユリホ(大峰ユリホ)が、レオに「人として出来た人だから。レオの性格とか、すごい好きだから」と、はっきりと“好き”と本人に明言していた。ユリホの口から“好き”の2文字が聞かれたのは、もはや今回が初めてではないだろうか。最終回が迫るこの段階でのいきなりの告白に、ユリホの“オオカミちゃん”の可能性も捨て切れなくなってきた。

 さらに、ここのところ“オオカミちゃん”フラグが立っているのはマイラ(新井舞良)だ。彼女に好意を寄せるせいな(高橋聖那)さえも今回ばかりは「ちょっと(その可能性も)あると思ってる」とこぼしていたほど。何よりユナ(YUNA)の「彼」がせいなではないかという予想を受けて、即座にマイラから出た「せいなだったら嫌だな」というリアクションが、少し引っかかる。

 マイラが“オオカミちゃん”じゃない場合、「彼」であるせいなが自分に好意を寄せてくれているのは「オオカミちゃんじゃないから」ということになり、そんな消去法のような理由で自分が選ばれたとは思いたくない、ということなのだろうか。であれば、ユナから突っ込まれた際に、それを口にしたら良かったようにも思えるが、反射的に「嫌だな」というのは、なんだか保身にも思える言葉が出たように聞こえた。

 そんなマイラが月LINEを使った。宛先はせいなかレオか。全く安定安泰カップルが登場しない今シーズン、さらに矢印の方向は定まらず、迷子を極めそうだ。

【場面写真】『彼とオオカミちゃんには騙されない』9話(全11枚)

『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム

関連記事