YouTuberの元に続々と届く“謎の箱” ヒカキン、QuizKnockに続き今後は誰の元へ?
人気YouTuberのもとに、YouTube社から“謎の箱”が続々と届いている。
YouTubeにおいてチャンネル登録者数10万人、100万人、1000万人の達成記念にそれぞれシルバー、ゴールド、ダイヤモンドの盾が贈られることは有名。こうしたマイルストーン到達の祝い品以外にも、人気クリエイターには度々、開けてみるまで何が入っているかわからない“謎の箱”が届けられる。そして、受け取ったYouTuberたちはその都度、「開封動画」を投稿することが通例となっている。
そんなYouTubeからの贈り物がここ最近、クリエイター界隈を賑わせつつある。最初に箱を開封したのは、YouTuberのトップランナー・ヒカキンだ。
ヒカキンは1月24日、自身の公式YouTubeチャンネルに「YouTubeから謎の箱届いて開封したら中身過去一ヤバすぎwww【謎のダンボール】」と題した動画を公開した。「THANK YOU」と大きく刻印された黒い箱の中から出てきたのは、今話題の一点もののデジタルアート「NFTアート」。ジャングルの中に動物と人間が共存する姿を描いたと思われる作品には、「Better Together 一緒ならもっとうまく行く | No.140 ヴァレリア・モンテロ作(2021年) HikakinTVのために制作」と紹介文が添えられていた。
付属の説明書によると、ヴァレリア・モンテロ氏はメキシコ人の女性アーティストで、このほかにも世界各国の有名アーテイストが今回のギフト用NFTを手掛けていることが示唆された。ヒカキンのNFTのシリアルナンバーが「No.140」であることから、大勢のYouTuberのためにNFTが制作されたことがうかがえる。
1月31日には、クイズプレイヤー・伊沢拓司を中心とした東大発の知識集団「QuizKnock」が、公式YouTubeチャンネルでYouTube社からヒカキンと同様のギフトが郵送されたことを報告した。「QuizKnock」のNFTには「Creative Spirit クリエイティブ・スピリット | No.45 サモラ・パサラブーサ作(2021年) QuizKnockのために制作」と明記されていた。USBを接続すると、背景が動くポップなアート作品が画面に表示され、QuizKnockメンバーは「動いてる!動いてる!」と大興奮していた。
YouTube社がどんな基準で今回のギフトを贈るクリエイターを選定しているのかは定かではないが、いずれにしても、今後誰のもとにどんなNFTが届くのか。引き続き、注目していきたい。