キーボード沼”という深い世界(第一回)

こだわりだしたらキリがない! キーボード沼へのいざないをアナタに

小気味よい打鍵音が沼へといざなう

 新しいキーボードを購入しようと考えた時、主に考えられる条件は下記の3つ。

・かっこいいとかかわいいとか見た目の「デザイン」
・入力のしやすさやボタン配置といった「機能面」
・予算に合った「価格」

 たとえばゲーミングキーボード。LEDで光るかっこよさと、入力の早さという機能面を兼ねそろえたゲーマー御用達のキーボード。Razer(レイザー)や、SteelSeries(スティールシリーズ)、Logicool(ロジクール)など、さまざまなメーカーから発売されている。

ゲーミングキーボードの走りともいえるRazer。最近はホワイトモデルやピンクモデルなどかわいらしいデザインのものも。(出典:https://www2.razer.com/jp-jp)

 また、Realforce(リアルフォース)やHappy Hacking Keyboard(ハッピーハッキングキーボード)といった高級路線ブランドもキーボード界隈では有名だ。どちらも2万〜3万円超えという強気な価格帯にも関わらず、不動の人気を誇る逸品。

東プレが発売しているRealforce(リアルフォース)は、「静電容量無接点方式」と呼ばれる独自の機構が特徴のキーボード。見た目こそオーソドックスだが、快適な入力と耐久性で根強い人気を持っている(出典:https://www.realforce.co.jp/)。

 

こちらも一部機種で「静電容量無接点方式」を採用するHappy Hacking Keyboard。通称HHKBとも呼ばれ、フリーランスで活動しているエンジニアやライターの中では憧れのキーボードともいわれている。(出典:https://happyhackingkb.com/jp/)

 と、ざっと紹介しただけでもごまんとあるキーボードの種類。デザインや機能面、価格というのはどれも大事な要素のひとつだが、筆者がキーボード沼にハマったきっかけは「打鍵音」だった。キーボードの打鍵音といえば、「カチャカチャカチャ」といったメカニックな音が主流の中、ある日なんともいえない小気味いい打鍵音に出会ってしまった。

 文字で表すならば「スココココ」というべきだろうか。機械のようで、どこか木のぬくもりすら感じる不思議な感覚。家にあるさまざまなキーボードを改めて叩いてみるが、なかなかこんな音は出せない……。

「あの音を我が家でも出したいっ!」

 そんな気持ちから、自分にとって最良のキーボードを探す旅へ……。 次回は、キーボードに詰まったさらなる沼へと導くべく、キーボードをつかさどるキースイッチやキーキャップについてご紹介していこう。

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