旅行、ヘアケア、香り……2022年利用したい『日本サブスク大賞』受賞サービスは?
先日、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会より、優れたサブスクリプション(以下、サブスク)サービスを讃える『日本サブスクリプションビジネス大賞2021』の受賞作品が発表された。こちらのアワードは、サブスクビジネスのさらなる活性化を目指して開催されているもの。エンタメ、食、ファッションなどありとあらゆるものがサブスクサービスになっている“サブスク戦国時代”のいま、受賞したのはどのようなものなのだろうか?来年2022年にぜひ使ってみたいサブスクサービスを紹介する。
グランプリを獲得したのは“旅”のサブスク「HafH」
今回グランプリを受賞したのは株式会社KabuK Styleが提供する、旅のサブスクサービス「HafH(ハフ)」。月額2,980円から会員となることができ、スタンダードプランであれば月額8,820円(2ヶ月目以降は月額9,800円)で日本、世界のあらゆる宿泊施設に3泊まで泊まることが可能だ。2021年11月末現在、36の国と地域、569都市の1010拠点を定額で利用可能。利用可能なホテルの中には、実は高級ランクのホテルもある。
観光や出張目的だけでなく、「ホテルに住む」「こもって仕事に集中する」「日頃の気分転換」など新しい旅のスタイルも体験できる。
新型コロナウイルス拡大の影響で、「ワーケーション」という言葉が一般化してきた。HafHを活用すれば、自分の好きな場所に宿泊し、旅行を楽しみながらさまざまな場所で働くというワークスタイルが実現できる。
自分の髪の状態に合ったシャンプーが届く「MEDULLA」
ブロンズ賞にノミネートされたのは、株式会社Spartyが提供する「MEDULLA(メデュラ)」。日本初のパーソナライズヘアケアサービスだ。オンライン上のカウンセリングにより、5万通りの組み合わせから一人ひとりの悩みに適した成分を配合したシャンプーとリペアのセットやアウトバスケアアイテムなどが自宅に届く。アイテムによって価格は異なるが、「パーソナライズシャンプー・リペア(250g/225g 約1か月分)」の通常配送で8,330円となる。
さらに、使用後の感想をオンライン上で送ることで、より自分に合った処方に進化させて翌月に届くというシステムも。
サービスが生まれたきっかけは、社長の原体験にあるという。購入したシャンプーが髪に合わず、買っては合わないを繰り返し、バスルームがシャンプーだらけになったことがあったことで、同じような悩みを持つ人は多いのではないか、と考えたところからサービスがスタートしたとのことだ。