AIが言葉を分析し、数十秒で絵が描けるように 作品は1000万個以上生成

 カナダのスタートアップ企業、Womboは、AIを使用してテキストに基づいたオリジナルアートを作成できるアプリ「Dream」をリリースした。

 「Dream」は、描きたいものを文字で入力すれば、ほんの数十秒で作品として出力してくれるアプリだという。バロック、ファンタジー、スチームパンクなど、描画スタイルの選択も可能なようだ。同社はTwitterにサンプルとして、「Santa’s Giant Sack of Gifts(サンタの巨大なプレゼント袋)」などをあげている。

「Santa’s Giant Sack of Gifts(サンタの巨大なプレゼント袋)」|WOMBOのTwitterより

 またユーザーが作成した作品を元に行われるコンテストでは、以下のようなアートが生成されたようだ。

「giant yellow egg(大きな黄色い卵)」|WOMBOのTwitterより
「desert oasis(砂漠のオアシス)」|WOMBOのTwitterより
「Strawberry Spiral(ストロベリースパイラル)」|WOMBOのTwitterより
「Stairway to hell(地獄への階段)」|WOMBOのTwitterより

 作成中はAIが描画する様子を観察することができ、出来上がった作品は、すぐにポスター(20ドル〜=約2300円)、もしくは額入り作品(45ドル〜=約5100円)で実際の作品として購入が可能とのこと。

 すでに「Dream」を使ったアート作品は1000万個以上生成されており、12月上旬には、AppleのAppストアの「Graphics & Design」カテゴリ内で、数々のデザイン系アプリをおさえて1位を獲得するほどの注目を集めている。誰もがアーティストになれる時代が到来したようだ。

(画像=pixabayより)

〈Source〉
https://twitter.com/WOMBO
https://techcrunch.com/2021/12/23/wombo-dream-app/

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