伊藤かずえの新生「シーマ」レストアを後押ししたYouTube効果とは? 後輩・中尾明慶のチャンネルに凱旋
伊藤かずえとその愛車・初代「日産シーマ」が中尾明慶のYouTubeチャンネルに凱旋登場した。
先日、様々なメディアで取り上げられた伊藤の初代「日産シーマ」のレストア完成お披露目会。ワンオーナーとして30年以上乗り続ける最愛のマイカーが新車同然に生まれ変わったことに涙を流して喜ぶ伊藤の姿に、多くの人が心揺さぶられたのは記憶に新しい。
そもそも伊藤のシーマが注目を浴びるきっかけになったのは、昨年10月3日のこと。伊藤が自身のTwitterでシーマに乗り始めて30年を数える1年点検に際し、日産スタッフからお祝いの花を貰ったことを報告したことに端を発する。この投稿がSNSでバズり、朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で特集が組まれるなどしていた。
このように昨年から注目を浴びていた伊藤のシーマだが、YouTubeで先鞭をつけ、ホリプロの後輩という立場からどこよりも早くコラボを実現されたのが、中尾だった。2020年11月10日に公開された「【緊張】先輩女優さんと30年前の愛車日産シーマがやってきた」と題した動画にゲスト出演した伊藤は、シーマの細部を紹介。走行距離約約26万5600kmに達したメーターとともに、整備士免許を持つ父とともに自らヤスリがけして塗装したというボディ、座り心地を安定させるべくジーンズ2本が被せられた運転席のシートなどを披露した。伊藤の長く乗り続けるための知恵と工夫、そして深過ぎるシーマ愛が感じられる本動画は大きな反響を呼び、12月18日現在で310万再生超を記録している。
この度、シーマのレストアに際して、中尾は12月17日に「【初代シーマ】先輩女優さんの愛車がマジで超ヤバくなって帰ってきた」と題した動画を公開した。1年前と比べてピカピカに変貌を遂げたシーマに中尾は、「ヤバい!」と歓声を上げ、「あれじゃないでしょ!?新しく用意したでしょ!?」と疑うほど驚いていた。新品に付け替えられたホイール、30年前のシート表皮を再現して張り替えられたシート、職人の手で塗装され、新しく刻印された光り輝く「CIMA」エンブレムなど……ディテールの説明を聞いた中尾は「これはちょっと圧巻ですね。自動車メーカーさんの本気を見ました」と感嘆のため息を漏らした。
カー用品店や整備工場ではなく、自動車メーカー自らレストアをするのは異例中の異例。日産の担当者によると、伊藤のシーマをレストアすることになった経緯として、昨年の1年点検時のTwitterや、中尾のチャンネルで取り上げられたことで「レストアを検討してください」という声が日産に届くようになり、その結果、同社社内で有志のチームが結成されて取り組みが開始されたのだという。
そんな伊藤のシーマ愛を世に広め、レストアに至らせた立役者の一人として次は「走ってるところが見たいので、また来ていただいていいですか?」と提案した中尾。伊藤も快く了承していたため、近々、生まれ変わったシーマでドライブする伊藤と中尾の姿がYouTubeで見られそうだ。