大松絵美(エミリン)「絶対泣けないと思ったのに、自然と涙が……」 YouTuber×女優だからこそ表現できる面白さとは

女優×YouTuberへの思い 2022年は演技強化の1年に

ーー女優のお仕事には、いつ頃から興味があったのでしょうか?

大松:元々お笑い芸人をやっていたこともあって、そのときからコントをするとか、自分じゃない人になって演技をするのは楽しいなと思っていました。でも、現実では上手くいかずYouTuberになったんですけど、あるあるネタとか小ネタをやるのがすごく好きだったんですね。そのタイミングで『世田谷ベランダの恋』のお話をいただけて、やってみたところ「演技って、おもしろいな」と思えたんです。

ーーおもしろいって思えたのはなぜだったんでしょう?

大松:涙を流すシーンがあったのですが、家で何度練習しても泣けなくて「絶対できないな。どうしよう、目薬貸してもらえるのかな」と不安なまま現場に行くことになったんです。でも、当日プロの俳優さんと演技をしてみたら、ぶわーっと涙が溢れてきて。そのときに「YouTubeで自分を表現しながら、演技で別の誰かを表現できたらおもしろいんじゃないかな」と思いました。

ーー今後も女優のお仕事は続けていくのでしょうか?

大松:そうですね。あくまでもYouTubeと平行でできたらいいなと思っているので、どちらも同じくらい頑張っていけたらいいなという気持ちです。

ーー2021年はどんな1年でしたか?

大松:会いたい人に会えて、ゲームでちょっとだけ声優のお仕事ができて、演技にも挑戦して……コロナ禍ではあったけど、いろんなことができた1年だったなと思います。

ーー幅広くいろんなことに挑戦できるバイタリティの秘訣を教えてください。

大松:えーなんでだろう……。そのときそのときでやりたいことは全部やっているんですよね。その上で、続けるか辞めるかは決めるタイプなので、とりあえず始める行動力があるんだと思います。夏くらいに演技を始めて、秋には演技に本腰を入れるためにツインプラネットと業務提携をしているので、行動に移すまでが早いのかなと思います。

ーー最後に2022年の展望を教えてください。

大松:お芝居を強化する1年にしたいです。今、既にお芝居のワークショップを受けさせていただいたりしているので、より強化して行けたらいいなと思っています。いつかサイコパスみたいな役をやってみたいんですよね。あとはタイムスリップしたりとか(笑)。演技の世界だからこそ、できるような表現にも挑戦してみたいです。

 YouTubeでは久々に海外でロケがしたいですね。こればかりは世の中が落ち着いたらと言う感じですが「世界の果てまでイッテQ!」のようなことをしたいです!

■ABEMAオリジナルシリーズ『私が獣になった夜~名前のない関係~』番組概要
▼第5話『アプリで出会った夜、信じられない私』
配信URL:https://abema.tv/video/episode/90-1602_s2_p15
第5話あらすじ:対馬奈枝(鈴木美羽)は大手外資系勤務のイケメン、井手祐(東啓介)とマッチングアプリで知り合い付き合うことに。付き合って初めて迎えるクリスマス、奈枝は祐に「イヴはお葬式があって地元に帰るため会えない」と告げられる。素直に信じる奈枝であったが、姉の対馬美紀(大松絵美)に25日は友引だからお葬式はやらないと指摘され……。
▼『私が獣になった夜~名前のない関係~』
配信URL:https://abema.tv/video/title/90-1602

関連記事