ロジクール、新たなキーボードはよりコンパクトに テレワークにマッチした「MX KEYS MINI」発表

日本での販売に自信「待ち望んでいたはず」

 発表会ではロジテック社(スイス)でMXシリーズのグローバル担当責任者ジャーン・クリストフ・エムズ氏がMX KEYS MINIの開発コンセプトを説明。MX KEYSのユーザーから寄せられたミニサイズに対する要望に応える形で、1年前から開発を始めたことを明らかにした。その上で「直感的に操作する、集中する、どこでも作業する。これらのニーズを満たし、特に自宅とオフィスで新しい働き方をしている『アドバンス・ハイブリッドワーカー』もターゲットになる」と話した。

 また、ロジクールのクラスターカテゴリーマネジャーの嶋田典子氏が日本での販売戦略について言及。昨年から働く環境が大きく変わり、自宅とレンタルオフィス、あるいは自宅内のさまざまな場所で作業することが珍しくなくなったことに触れ「より良いワークスペース確保には備品や通信環境の整備が大切。コンパクトでありながら快適かつ高機能な製品は、日本のユーザーも待ち望んでいたと思う」と、日本のテレワーク環境にマッチした製品として販売に自信を示した。

 このほかサステナビリティについても説明があり、嶋田氏は「再生プラスチックがグラファイトで30%、ペイルグレーとローズには12%含まれている。紙パッケージの材料には(環境に配慮し適切に管理されている)FSC認証を受けた森林から調達し、世界の森林保全をサポートする取り組みにも協力している。働き方の観点と、サステナビリティの観点から、この製品の使用を勧めたい」と話した。エムズ氏も「MX KEYS MINIはユーザーに対してだけではなく、地球にとっても良い製品。リサイクル可能なプラスチックの割合を今後の製品ではもっと増やしていきたい」と強調した。

(画像=ロジクールより)

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