17LIVE、サービス名を「ワンセブンライブ」へ AKBメンバーが挑戦してみたいプロジェクトを発表

 スマートフォンやSNSの普及に伴い、インターネット上での情報伝達が活発化するようになった。

 さらにはライブ配信サービスが台頭したことで、リアルタイムでの双方向なコミュニケーションが可能となり、インスタグラマーやYouTuberとは異なる「ライバー」といった職業も生まれるほどの盛り上がりを見せている。

 さまざまなライブ配信サービスがあるなか、ライブ配信市場を牽引してきたのが「17LIVE」だ。

 2017年に日本でサービスを開始して以来、堅調にビジネスを伸ばしており、現在では日本国内最大級のライブ配信プラットフォームへと成長した。

 そんななか、2021年9月10日には社名、ロゴ、ミッションステートメントを一新するリブランディングを発表。

 加えて、2021年末までに世界6拠点に広がる17LIVEグループのグローバル拠点を日本に定め、日本から世界に向けてライブ配信プラットフォーム事業を拡張していく方針を示した。

 同日には「17LIVE リブランディング方針に関する発表会」が行われ、17LIVEが描くこれからの事業展望を披露する場となった。

「イチナナライブ」から「ワンセブンライブ」へ

 まず第一部には、17LIVE株式会社 代表取締役/Global CEOの小野裕史氏が登壇。

 今回リブランディングに至った背景や刷新したミッションステートメント、ロゴについて説明した。

 「17LIVEは日本でローンチしてから4周年目を迎える。今後さらなる成長を見据え、グローバルな企業体へと飛躍させるべく、経営における本社機能を日本に移管することに決定した。各地域への事業展開を加速させ、組織のさらなる活性化をはかっていくことで、『ひとつの空のもと、七つの大陸を舞台に、すべての瞬間を楽しむことかできる世界』の実現を目指していく」

 グローバル拠点を日本に置く経緯として、コンテンツ発信大国のナレッジを活かし、世界中のさまざまな地域へと展開していくのが狙いだという。

 そして今回のリブランディングを機に、サービスの呼称も「ワンセブンライブ」に統一。

 台湾では「イーチーライブ」、アメリカでは「LIVIT(リビット)」、そして日本では「イチナナライブ」という呼称で親しまれていたが、グローバルフブランドとしてのポジションを明確にするべく、今回の呼称変更となった。

ライブ配信界のイノベーターを目指す

 また、新ミッションには“「ライブ」テクノロジーを通して、人と人のつながりを豊かにすること”を掲げる。

 誰とでも今起きているかけがえのない瞬間を共有できるライブ配信プラットフォームへと昇華させていくそうだ。

 「サービス開始当初は、歌や楽器の演奏が中心だったが、いまや料理を行う様子や友人との何気ない会話、ペットとのふれあいなど、誰もが過ごす日常そのものがコンテンツになっている。一部の人のものではなく、あらゆる人が使うプラットフォームへと進化させ、新しいコミュニケーション文化を構築していきたい」

 ロゴに関しても、赤はライブ配信の躍動や楽しさ、生放送中であることを示す「ON AIR」のマークを、白はライブにおける”ありのまま”の部分をそれぞれイメージしている。

 17LIVEは「ライブ配信界のイノベーター」として、今後も市場を牽引していくのではないだろうか。

17LIVEで活躍のゲストも“リブランド”を意識して登場

 続いて第二部では、17LIVEで活躍するゲストらによるトークセッションが行われた。

 17LIVEのリブランディングに合わせ、各ゲストも自身のイメージをリブランドし、いつもとは違う印象で登場した。

 AKB48からは岡部麟と小栗有以が登壇。

 岡部は「普段はロングヘアだが、今日に合わせてショートヘアにしてみた。ファンの方の反応次第で、今後の髪型を決めたい」と話した。

 一方で、小栗はというと大人の女性をイメージしたOL風のファッションで登場。

 「今年20歳になるので、ちょっと背伸びをした装いに挑戦してみた。大人の女性の美しさも見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 5月にAKB48を卒業した峯岸みなみは、クールでエレガントな姿を披露。

 「普段、バラエティ番組で求められるようなカジュアルな服装ではなく、大人の女性を意識した。ヒールも履いているので、身が引き締まる思いだ」と語った。

 DJ KOOは派手な印象から一転、ブラックスーツに身を包んだスタリッシュな姿で壇上に現れた。

 「いつもは『柄 on 柄』で決めていますが、今日はシックに決めてきた。今までのビジュアルが印象深いゆえ、少し無理しているところもあるが、家族や師匠の小室哲哉さんに見せたい」と笑みをこぼした。

 見違える姿で登場したのは安田大サーカスのクロちゃんだ。

 楽屋入りした際に、「タキシードとかつらが置いてあり、ドッキリかと思った」と話すクロちゃんは「タキシードを着て、ジェントルマンな雰囲気を演じた。いつもの可愛いクロちゃんではなく、大人の渋かっこいいスタイルも見せたかった」と自身の姿に満足げだった。

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