引退したスクールバスがRVとして復活 コンパクトながら心地いい空間が広がる
引退したスクールバスがRVとして復活した。RVはRecreational Vehicleの略で、休暇を楽しむための車だ。中古のスクールバスは安く手に入るうえ、作業が簡単で耐久性もあることから、RVにリメイクされることも多い。
作業を手がけたのは、多くのバスをRVに変身させてきた母と娘の親子だ。InstagramのアカウントLive Simply Buses(@living_simplyyy)にて、製作過程や完成品を公開している。
今回リメイクされた2006年式のインターナショナル「PB105」スクールバスは、全長7.3mの小型バスだ。小回りがきいて扱いやすくどこにでも駐車しやすいため、内部のスペースを考えてもちょうど良いサイズだと言える。エンジンはスクールバスに多く見られる6.0L ナビスターVT365 V8ターボディーゼルが搭載されている。これは、フォードのトラックにも6.0Lのパワーストロークとして使用されていた。
外観はスクールバスらしい鮮やかなイエローから、ナチュラルなベージュに塗り替えられている。
インテリアは、40年以上のキャリアがあるベテラン大工が担当したようだ。コンパクトだが家のように心地良さそうな空間が広がっている。前方のリビングスペースは、間にマットを置くことでベッドになるようだ。後方のダイニングスペースはサイドドアに面しており、外の景色を楽しみながら食事ができる。
シンプルなキッチンも大きな窓に面していて開放的だ。
ただハイエンドRVにあるようなシャワールームやゴミ処理機、発電機などは備えていないとのこと。生まれ変わったRVスクールバスは、現在Facebookマーケットプレイスにて33,500ドル(約370万円)で販売されている。
(画像=Live Simply Buses Instagramより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://www.instagram.com/living_simplyyy/
https://jalopnik.com/this-gorgeous-school-bus-rv-conversion-looks-nicer-than-1847586065