12歳のコーダー、NFTで3800万円以上を稼ぐ 将来はハイテク企業家に?
わずか12歳のコーダーが、NFTで35万ドル(約3800万円)以上を稼いでいるようだ。
米メディア『CNBC make it』によると、現在12歳のベンヤミン・アフメド氏は、5歳のときにwebデベロッパーとして働く父親の姿を見て、プログラミングを始めたそうだ。まずはHTMLとCSSから始め、その後JavaScriptなどのプログラミング言語にも手を広げたという。
そんな彼は今年のはじめにNFTを知り、「ブロックチェーンによって所有権を簡単に譲渡できるNFTに魅了された」と『CNBC Make It』に語っている。
アフメド氏の最初のNFT作品は「Minecraft Yee Haa」と題した、カラフルなピクセルで表現された40個のアバターだ。自身で作品を制作し、コーディングしたという。コレクションはすぐには売れなかったそうだが、お金を稼ぐよりも経験を積むことが大切だと考え、作品を作り続けることにしたとのこと。
そして今年の6月、2番目のNFTコレクション「Weird Whales」のコーディングを開始した。これは3350個の、帽子をかぶったりタバコをくわえたりしたクジラのピクセルアートコレクションだ。7月に販売が開始されると、わずか9時間ですべて完売し、80ETH(約2700万円)以上を売り上げることとなった。さらに2.5%の二次販売(利用者同士の売買)手数料で、30ETH(約1000万円)を得たそうだ。
アフメド氏はこれまでに合計35万ドル以上を稼ぎ、8月末までには40万ドル(約4400万円)を超える見込みだという。
「人々が『Weird Whales』を買うことは、僕と僕の未来に投資することだ」と述べており、「これまでのようにこの活動を続けると、将来はイーロン・マスクやジェフ・ベゾスのようなハイテク起業家になるかもしれない」と展望を語った。
12歳ながらNFT市場で頭角を現したアフメド氏は、イーロン・マスク氏やジェフ・ベゾス氏らのような大物となるのだろうか。彼のさらなる活躍に期待したい。
(画像=CNBC make itより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://www.cnbc.com/2021/08/25/12-year-old-coder-made-6-figures-selling-weird-whales-nfts.html
https://opensea.io/collection/minecraft-yee-haa?locale=ja
https://opensea.io/collection/weirdwhales?locale=ja