ブラッド・ピットだと思っていたら……Clubhouseに“なりすまし問題”浮上 規制強化求める声も

過去にはティム・クックやイーロン・マスクのなりすましも

 著名人へのなりすまし問題は、今回が初めてではない。

 昨年5月、起業家のスリラム・クリシュナン氏が、いたずらでAppleのCEO、ティム・クック氏の名前を登録。ルームには一瞬にして100人以上のユーザーが集まる事態となった。その数時間後にはテスラのCEO、イーロン・マスク氏のなりすましが現れるなどの混乱も。

 これに対してラッパーのM.C.ハマー氏は、Twitterに「本名での登録を! 自身の発言や意見に責任をもちなさい」と『#Clubhouse』をつけて投稿した。

 先月から爆発的な広がりを見せているClubhouseだが、なりすましだけでなく、陰謀論やヘイトスピーチを助長するといった課題も指摘されている。運営の動向を見守るとともに、利用者側もリテラシー向上に努めるべきだろう。

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.forbes.com/sites/jessedamiani/2021/02/16/the-curious-case-of-brad-pitt-on-clubhouse/?sh=471e34f113ef
https://www.nytimes.com/2020/05/19/technology/clubby-silicon-valley-app-clubhouse.html
https://twitter.com/MCHammer/status/1262242362283065345

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