1人暮らしの部屋でも壮大な映像体験! コンパクトなホームプロジェクター導入のススメ

ホームプロジェクターの良さと選び方

 上述した2製品は、必要な電池やコード類が機材に同封されているため、到着後すぐに使用が可能だ。

 実際に使用してみて、映像が壁にきれいに映し出されたときは感動した。臨場感があるし、画質がとてもきれいだった。配信サービスなどが手軽に楽しめる点を加味すると、普通のテレビ以上に壮大で快適に映像体験が楽しめる。

 また、両製品ともコードレスで使用できるのもよかった。事前に充電しておけば、視聴するためにコードを探して接続する……といった煩わしい動作がないくのは助かる。

 Amazonなどで「ホームプロジェクター」と検索するとたくさんの種類が出てくるが、そのなかでも自分の部屋やライフスタイルにあったプロジェクターを選ぶことが大切だ。とにかくきれいな映像を楽しみたいのなら解像度重視、屋外、屋内など色々な場所にも運びたいなら重さやバッテリー重視と、どういう用途で使用したいのかを考えておくといいだろう。

家でホームプロジェクターを使用するときの注意点や準備物

 ホームプロジェクターを使用するにはまず、映像を映し出せる、ある程度の大きさの装飾のない壁が必要。そのため、ホームプロジェクターを使用するためにインテリアの配置を変更したり、三脚やスツールの準備をしたりしたほうがいい場合もある。もし、いい感じの壁がない場合は、プロジェクター用のスクリーンを準備するも一つの手。

 筆者も実際に使用してみて、良い具合の高さにプロジェクターを調節するのが少し難しいと感じた。

 スマートフォンやPCなどから投影する際は問題ないが、プロジェクター自体でYouTubeやNetflixを視聴する場合は、Wi-Fi環境が必要となってくる。デバイスとの接続の一手間を省きたいのであれば、ネット環境は整えておいたほうがベターだ。

 また、映像をきれいに映すためには、やはり夜のほうがおすすめ。昼間でも大画面で視聴したいときには、カーテンを閉めるなど見やすくするための工夫が必要そうだ。

ホームプロジェクター、いい!

 筆者自身初めてホームプロジェクターを使用したが、いつものスマホの狭い画面ではなく、大画面で動画を見ることができるのはとても新鮮だった。しかも、思ったより操作も簡単な印象を持った。ホームプロジェクターはたくさんの種類が出ているので、家の置き場所なども加味してベストな機材を選んでほしい。数万円と値段がするものが多いので、気軽に購入できるものではないかもしれないが、今後も続きそうなステイホーム時間を楽しみたいという方にはぴったりではないだろうか。おうち時間をより充実すること間違いなしだ。

■Hamaguchi Nagisa
1996年生まれ。平日は会社員として働きつつ、ライターとしても活動。ガジェットとコーヒーのある生活が好き。
Twitter、instagram:@hmgcnagi
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