『あつ森』アップデートも海外の反応はイマイチ……ポスト・コロナに向けた対策急務か?
プレイヤーを飽きさせないようにする、相当しっかりしたアップデートが必須
「『あつ森』の1月のアップデートは楽しそうには見えるが、もっと大きなものが必要。長期的にプレイヤーのエンゲージメントを持続させるには、このゲームに相当しっかりしたコンテンツを投入する必要がある」と『CBR』は発破をかけている(参考:https://www.cbr.com/animal-crossing-festivale-need-bigger-update/)。
3月にスーパーマリオブラザーズにちなんだ家具の追加が予定されている同ゲーム。市場に登場し2年目を迎えるにあたり、多くのファンを楽しませ続けるには、小さなコンテンツの投入では、プレイヤーの定着にほとんど役立たないと同メディアは厳しい指摘を続ける。
このゲームが今必要としているのは、再活性化させる大規模なアップデートだが、それは任天堂のカードには、ないようだと結んでいる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を避けるように、人々が巣ごもりしたタイミングでリリースされた『あつ森』は、世界中で爆発的な支持を受けた。世の中がポストコロナの再建への道を模索する中、『あつ森』も課題が見えてきた。任天堂は人々が家を出始める頃に備えて、対策を真剣に考えるべき時期に差し掛かっているのかもしれない。
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。