iPhone 13には、“コロナ仕様のTouch ID”が搭載か?

iOSアップデートは、あくまで応急処置に過ぎない?

 Touch IDがiPhoneに復活することは、コロナ禍でマスクを装着しているといった様々な状況で選択肢を広げるため、歓迎されるだろう。

 COVID-19パンデミックの到来でマスクが普及し突然、顔全体を必要とするシステムFace IDが不便になったと『Slashgear』は指摘する(参考:https://www.slashgear.com/iphone-13-in-display-touch-id-could-have-mask-mandates-to-thank-29657342/)。

 iOSアップデートにより、ロックを解除をする際にPINコード表示により迅速にアクセスする方法を追加したが、それは修正ではなく、あくまで応急処置に過ぎなかったと同メディアは指摘する。

 Appleは従来のTouch IDの誤認識率は5万分の1で、Face IDの誤認識率は100万分の1だとしている。より信頼性の高いFace IDに移行したつもりが、思わぬ落とし穴が待っていた。

 AppleはiPhone 12シリーズでは、いかにして5Gのコストを吸収するかに腐心したが、iPhone 13では、いかにしてコストを抑えて高性能なTouch IDを採用するかに注目が集まる。

(画像=『MacRumors』より)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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