自動車産業を変革するのはトヨタではなくApple? VWのCEOが発言

トヨタも負けじと研究開発を推進

 日本の社会に深く根ざしている自動車産業は100年に1度の大転換期にあると言われている。環境対策として電気自動車(EV)へのシフトが加速している。一昔前は夢物語だった自動運転が、人工知能(AI)のブレークスルーで実現しつつある。そしてIoT(モノのインターネット)であらゆるものとつながるコネクテッドカーと新たな分野が次々と生まれている。

 トヨタも負けじと富士山麓にある静岡県裾野市で「ウーブン・シティ」の開発に邁進中だ。同様のスマートシティー計画をGoolgeもカナダ・トロント計画していたが、地元住民の反対に遭い断念した。トヨタは社員とその家族を住まわせるため反対の声は聞かれない。

 21世紀も日本は世界の自動車大国であり続けることが出来るだろうか。それともTeslaやAppleといった新参者の後塵を拝することになるのだろうか。Appleの参入で今後の自動車業界は、更にデッドヒートすることを予感させる。

(画像=『Apple Insider』より)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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