『水溜りボンドのANN0』第36回おさらい “YouTube界のファミマ”はフワちゃん&ヒカキン?
人気YouTuberコンビ・水溜りボンド(カンタ、トミー)がMCを務める『水溜りボンドのオールナイトニッポン0』第36回目が12月10日放送された。ANN史上初のYouTuberレギュラーパーソナリティーとして注目を集めているラジオ番組をさらに楽しむために、今晩の放送を前に第36回放送の振り返りと今後に向けたポイントをお伝えしたい。
トミーの坊主に続き、カンタは金髪に!
2週間前にトレードマークの“外ハネ”長髪をすべて切り落とし、突如“丸坊主”になるという大変身を遂げたトミー。相方として、インパクトのあるビジュアルと決意に見劣りしないようにと、カンタもラジオ放送日前日に突如“カンタ改造計画”と題し、『24時間で人はどれくらい変われるのか?』という企画動画をYouTubeに投稿した。
タイトル通り1日で、歯のホワイトニング、針を使った小顔矯正、そして最後に今までの黒髪のイメージを覆すスタイリッシュなアッシュ系金髪へと大変身し、トミーに負けないビジュアル面の強化を図ったカンタ。今回はラジオ冒頭から「トミーの坊主に次ぐ衝撃のビジュアルチェンジ!」として、大々的にカンタの金髪化が報告されたのだった。
……しかし、年始の初ラジオイベントに向け、ただいま絶賛宣伝中&グッズ展開中の宣材写真とコンビでまったく違う見た目になっており、この点については平謝り。YouTuberという動画企画を主軸にいつも予想外の驚きを与えてくれる、水溜りボンドらしさを感じる一幕だった。
ただ、この容姿の変化はファンやリスナーだけではなく、ある大物も驚かすことに。ラジオ放送の3日前である12月7日、二人は『スッキリ』(日本テレビ)に出演。彼らがゲスト出演している11日放送の『高校生クイズ』の番宣を兼ねてスタジオに登場したのだが、VTRと違ってトミーが坊主になっていたため(カンタはまだ変身前)、司会の加藤浩次が「あれ? 水溜りボンドってこんな感じだっけ?」と困惑する事態に。VTR中のトミーを見て、ようやく「これ!これ!」と腑に落ち、その後「え、大丈夫? (丸坊主になるなんて)なんかやったん?」と、トミーを心配するという予想外の展開を生んでいた。困惑するスタジオの中で、髪のない丸坊主のトミーだけが“スッキリ”していたというオチである。
水溜りボンドと振り返る2020年トレンド
12月8日、Twitter Japanが2020年にTwitter上で起きた話題の出来事をランキング化して発表。今年最もTwitterでリツイートされ、そして最も「いいね」されたツイートが、漫画家・きくちゆうきの『100日後に死ぬワニ』の最終回であったことが発表された。
その数なんと、71.3万リツイート、207万いいねという圧倒的な数字で、これには普段から動画の再生数やランキングなどの数字に敏感なYouTuberの二人も「残りあと10日くらいから社会現象になったよね」「ツイッターやってる人全員見たもんね」と興奮を蘇らせた。
連載終了後、カンタが『100日後にけん玉名人になるかもしれない男』をTwitter上で始めたことにも触れ、「それは弱すぎるわ! 一番良くて1000リツイートくらいだから!」と自虐を見せたカンタだが、しっかり100日間毎日けん玉をこなし、けん玉協会にも認められたカンタの努力は決して忘れてはいけないだろう。
続いて、同ランキング内では『もっともツイートされたTV番組』も発表。堂々の1位は子供から大人まで今年一大ブームを巻き起こしたアニメ『鬼滅の刃』。2位が『ハイキュー!!』、3位が『ポケットモンスター』で、安定した人気を見せる国民的アニメのポケモンが変わらず上位に食い込んできたことにカンタが感動し、「まだここに入ってくるのすごいね!」とトミーに同意を求めたのだが……「あ、そうなん?」と、お馴染みメジャー文化を一切通らずに生きてきたトミーらしく、ポケモンも見たことがないことが判明した。
4位に食い込んだ『半沢直樹』には「僕見てました!」と食い気味で反応したものの、「ポケモン知らないのに逆にすごいよね……」と引くカンタ。皆がシール目当てで買っていたあの“ポケモンパン”を、トミーはただ「パンが食べたかった」というシンプルな理由で購入していたことも明かされ、ますますトミーの生態が分からなくなるリスナー一同だった。
そんななか、今度はカンタが以前「絶対見ます」という趣旨のツイートをしていた『半沢直樹』のシーズン2を見ていないことが判明し、「トレンドを押さえたいから、毎回流行ってるもの全部『見ます!』って言うのに、こいつ全然見ねーんだよ!」とトミーも反撃を開始。「『半沢直樹2』全13話見て来い!」「じゃあ、ポケモン全話見て来い!」というやり合いに発展するが、「カンタ、ポケモンは1000話以上あるんだぞ、勘弁してやってくれ……」とリスナーも同情するのであった。