ヤマハ、スタインバーグ ソフトウェア 『Cubase 11』発売! 音楽制作の利便性を向上させる機能やプラグインを追加

 株式会社ヤマハミュージックジャパンは、11月12日からドイツのスタインバーグ社が開発した、音楽制作用DAW・ソフトウェア『Cubase Pro 11』と、その機能を厳選して搭載したミッドレンジグレード『Cubase Artist 11』、エントリーグレード『Cubase Elements 11』の発売を開始した。

 『Cubase 11』は、作曲、アレンジ、レコーディング、波形編集、ミキシングなどをサポートする総合音楽制作ソフトウェアの最新バージョンである。 今回のバージョンアップでは、ワンクリックでのスライス機能などが追加された”サンプラートラック”や、キーエディターへのスケール表示機能が搭載された。また、『Cubase Artist』にはピッチ補正機能「VariAudio3」が追加、『Cubase Pro』にのみ ”ダイナミックEQ”も搭載されているなど様々な機能やプラグインが追加されている。このように、すべてのグレードにおいて利便性が大幅に向上したようだ。

■『Cubase 11』の14つの新機能 

1.サンプラートラック機能の向上
 従来のサンプラートラックに加えて、スライス機能が追加。それによりサンプリングしたオーディオをワンクリックでスライスすることが可能となった。また、2つのLFOが搭載され、ピッチ、フィルター、ボリューム、パンへの適用もできるようになった。

2.8つのグローバルトラックの表示(『Cubase Pro』)

3.スケールアシスタント
 キーエディター上で打ち込みを行う際、エディター全体で単一のスケール、もしくはコードトラックに沿ったスケールの表示することができる。スケールアシスタント内の設定で、 スケール内の音のみを選択できる状態にしたり、MIDI キーなどで、どの鍵盤を弾いてもスケールに沿った音のみが鳴る状態にすることなどが可能。 また、コード構成音やスケール上にある音、スケールアウトした音で、色分けすることもできる。

4.ピッチベンド, MIDI CC エディット機能の向上
 ピッチベンド、CC においてオートメーションと同様にラインやカーブでのエディットができる。ピッチベンドでは半音ごとにグリッドを表示させて、グリッドに合わせてスナップすることも可能。

5.Frequency2にダイナミックモードが追加(『Cubase Pro』)

6.Imager(『Cubase Pro』『Cubase Artist』)
 マルチバンドで、それぞれ指定したサウンドの定位をコントロールすることができるプラグインである。指定した帯域のボリューム、パン、ステレオ感をエディットでき、GUI 内のディスプレイで帯域ごとの位相も確認することも可能である。

7.さまざまな音作りが可能なマルチバンドコンプのSquasher
 指定した帯域ごとに、それぞれサイドチェインを適用し、さらにドライブ、ゲートを搭載。帯域ごとに全く違った音作りができる。

8.計18のモジュールを自由に構成して、UI内に最大9種類表示できるプラグイ
(『Cubase Pro』『Cubase Artist』)

9.オーディオミックスダウン機能の向上(『Cubase Pro』)
 オーディオミックスダウン書出しの際に、複数の設定での同時書出しが可能。

10. ボーカル系、 シネマ系、 リズム系など6種類の新しいサンプルセットを搭載

11. オーディオファイルをスペクトラル表示して、 エディットできるソフトウェア「SpectraLayers」の搭載(『Cubase Pro』『Cubase Artist』)
 簡単なエディットの他に、2MIXからボーカルだけを抜き出す機能を使用することが可能。

12.サイドチェイン機能の強化

13.スコア機能の向上(『Cubase Pro』)
キーエディターを操作するような感覚でオーバーレイに音符の長さやベロシティを調節することが可能となった。 また、 楽譜作成ソフトウェア「Dorico」で対応しているフォント「Bravura」と「Petaluma」に対応している。

14.Cubase ArtistにVariAudio3を搭載、 ARA2 に対応(『Cubase Artist』)

 プロフェッショナルなニーズにも応える『Cubase Pro 11』、音楽制作機能を厳選して搭載したミッドレンジグレードの『Cubase Artist 11』、エントリーグレードの『Cubase Elements 11』と用途と価格で選べる3種類のグレードがあるが、 いずれも上記のような新機能が追加され、さらにクリエイター、アーティスト、ミュージシャン、エンジニア、プロデューサーなどの創造力を加速させる最高のパートナーとなるだろう。

■関連サイト
スタインバーグサイトhttps://japan.steinberg.net
スタインバーグ製品サイトhttps://japan.steinberg.net/jp/products.html
ヤマハ企業情報サイト/ニュースリリースhttps://www.yamaha.com/ja/news_release/