Travis Japan、ハロウィン動画で見せた“幸福度No.1グループ”の力 マイペース&職人気質が案件動画を呼び込む

 まもなくハロウィーンがやってくる。今年は、おうちで楽しもうという流れもある中で、人気ジャニーズJr.ユニットのTravis Japanが、YouTubeの公式チャンネルで『【ハロウィーン】映える料理でコスプレパーティー』の動画をアップ。「ハウス ごちレピライス キーマカレー/タコライスソース」を使って、7人が7品のアレンジ料理に挑戦した。

料理動画で見えた、7人の個性

 「どうして今まで料理企画が定番化していなかったんだ」と思わせるほど、キッチンを前にしたTravis Japanは、それぞれの魅力をのびのびと発揮。日頃から自炊をしているという吉澤閑也と川島如恵留は、鮮やかな手つきで見た目にも美しい餃子やカップタコライスを仕上げていく。

 その様子をハンディカメラでしっかり抑え、「得意料理は?」とトークを広げ、「如恵留くんがルーを入れるよ!」と見どころを盛り上げていくのは中村海人。美味しそうなニオイにつられて、時折つまみ食いをしてみせる見事な“姫っぷり“を見せてくれる七五三掛龍也。

 単調な料理動画にならないために、宮近海斗は松松コンビ(松田元太と松倉海斗)に、「イタリアから料理人のパスターネ・クラピオさんに来ていただきました」とネタ振り。すると、すぐさま松田はなりきってデタラメなイタリア語をペラペラと話し、通訳役になった松倉は「私は小学校の時、上履きを隠されています」と斜め上のボケを披露して笑いを誘う。

 自由な空気なのに、全体を通してみると、それぞれが視聴者が見たいと思っていた“らしい“動きをしているのが実に微笑ましい。また、完成したアレンジ料理たちをよく見ると、随所に「TJ(Travis Japan)」の飾り付けが。彼らのグループ愛を感じずにはいられない温かなハロウィーンパーティーとなった。

提供動画が光る、仕事人・Travis Japan

 YouTuberに対する世間の注目が高まる中で、企業がPRを依頼する提供動画は年々増加傾向にある。そもそもYouTube動画は、素のリアクションや飾らぬコメントが飛び交う“作られていない“雰囲気によって、ダイレクトに魅力が伝わりやすい。

 だからこそ急に広告のニオイが強く出てしまうと、「いつもの動画と違う」という印象を残しかねないため、その温度感が難しい。そんな中、Travis Japanの提供動画は、今回のように再生回数を伸ばす人気動画になることも少なくない。それは、通常の企画動画も、提供動画も、マイペースにそれぞれの個性が発揮しながらも、しっかりと仕事をこなす職人気質が両立しているから。

 それは、長年彼らがジャニーズの舞台やステージを支えてきた経験によるものかもしれない。主となる先輩アイドルたちを輝きを盛り上げながら、自分たちの個性を磨き、そして作品全体をより良くしようと立ち回る。

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