なぜプリントシール機は25年間、若者文化の中心であり続ける? ユーザーと作ってきた“変化”の裏側に迫る
新型コロナウイルスがプリントシール機に与えた影響
ーープリントシール機は、新型コロナウイルスはどのような影響を受けたのでしょう?
門脇:緊急事態宣言の間は、ゲームセンター様自体が一時休業をしていることも多かったので、影響はありました。それ以降は、プリ機におけるコロナ対策ガイドラインを公開し感染対策を徹底することで、現在では想定よりも早めにお客様が戻ってきてくださっている状況です。たとえば、どうしても密になってしまうので、カーテンは半分開けてもらったり、ラクガキの時間など撮影する時間以外はマスクをしていただくようアナウンスしたり、安全対策をとって、撮影してもらうようにしています。
ーーフリューが打ち出していた、「盛りたいから守りたい」というキャッチコピーも印象的でした。プリントシール機は、時代や状況に合わせて変化、進化してるんですね。
門脇:私たちだけでなく、ユーザーさん自身がが、いろいろなアイデアを考えてくれるんですね。こちらが想定してなかったような機能の使い方をして、新しい楽しみ方を作り出して、それを広めてくれるんです。
ーーそれは、作り手とユーザーの理想的な関係かもしれないですね。