Twitterでリツイート制限や警告ラベル表示 米大統領選にらみ大胆な仕様変更
ソーシャルメディアへの圧力を強めるトランプ大統領と衝突
以前のTwitterの仕様変更後に、ドナルド・トランプ大統領のツイートがラベル付けされたが、言動を思いとどまらせるには至らず、逆に「ソーシャルメディアの法的保護を制限する大統領令」に署名したと『The Verge』は伝えている(参考:https://www.theverge.com/2020/10/9/21509439/twitter-election-trump-quote-tweet-labels-rules-election)。
この変更により、Twitterは、熱心なTwitterユーザーであるトランプ大統領と衝突する可能性があると『Financial Times』は報じた(参考:https://www.ft.com/content/feda2f38-4777-4400-8602-f2bc0a60de42)。
Twitterは、以前に全ての政治広告を禁止したが、前回の大統領当選でも、Twitterを大いに活用し、奇抜で巧みなソーシャルメディア戦略をとるトランプ陣営は、不満をあらわにしていた。
ソーシャルメディア各社で、政治関連の対応に温度差があるが、Twitterは影響力を考慮してか、トランプ大統領の圧力にたじろぐことなく積極的な対策を行ない、ここにきて更に踏み込んだ処置を講じている。
(画像=Pixabayより)
■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。