「CoD」最新作『Call of Duty: Black Ops Cold War』は”現実味溢れる銃撃戦”が鍵? 過去作との比較から考える

1980年代の兵器を扱って戦うマルチプレイヤー

 重厚なキャンペーンモードと並び、『CoD』の醍醐味とも言えるマルチプレイヤーモード。規定のバトルフィールドを練り歩き、発見した敵を銃撃戦の末に撃破……といった根幹は、本作においてもどうやら健在だ。AK-47(アサルトライフル)やMP5(サブマシンガン)など、シリーズファンお馴染みの実銃もゲーム内銃器として登場する。

 ここで抑えておきたいポイントは「キャラクターの挙動」。開発元のアクティビジョンが明かした公式情報(2020年8月28日時点)を筆者なりにまとめると、「時代設定は1980年代。登場兵器は冷戦時代の製品が中心」とされている。

 そうだとすれば、本作の銃撃戦は”1980年代の戦場を意識した現実味溢れる戦い”となりそうだ。ゆえに『CoD:Black Ops3』や『Call of Duty: Advanced Warfare』に組み込まれた、身体能力を著しく高めるパワードスーツや補助ガジェットは実装されず、『BO4』のようなラン&ガンを標榜する平面的な歩兵戦に終始するかもしれない。こちらはあくまでも筆者の推測に過ぎないが、今後の動向にはぜひとも注目してもらいたい所存だ。

 なお、『BOCW』のマルチプレイヤー映像は9月9日解禁となっている。より激しさを増したゾンビモード、および『Call of Duty: Warzone』との連動機能と合わせて、詳細が気になる方は公式サイトを逐次チェックしておくと良いだろう。

■龍田 優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:@yuki_365bit

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