米企業の82%がコロナ終息後もリモートワークを継続 オフィスは縮小傾向に

国内では渋谷でオフィス離れが進む

 国内にも同様の動きが見られている。日本経済新聞の記事によると、渋谷では7月に家賃を下げるビルの管理会社が増え、とあるビルでは従来より2割ほど安い金額で募集を募っているそう。IT関連のスタートアップが多く集まる渋谷は、リモートワークの影響を直に受け、オフィス需要の減少に伴って入居企業が賃貸面積を減らしているという。

 また、同記事によれば、渋谷区の7月の空室率は1.94%と約5年ぶりの高水準となり、スタートアップ企業が多く入居する中・小型ビルは3%台に急上昇したという。

 世界各国で広まるリモートワークが、オフィス縮小を加速させている。“アフターコロナ”において、オフィスのあり方も大きく変わりそうだ。

(画像=Pexelsより)

■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。

〈Source〉
https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2020-07-14-gartner-survey-reveals-82-percent-of-company-leaders-plan-to-allow-employees-to-work-remotely-some-of-the-time
https://theurbandeveloper.com/articles/global-companies-to-downsize-office-footprint-covid-19
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62533390R10C20A8TJ2000/

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