アメリカのスマホ売上げ、前年比25%減少 iPhoneへの乗り換えとオンライン購入が増加傾向に

AndroidからiPhoneへの乗り換えが進行

 Fieldhack氏はさらに「iPhone SEの購入者の30%以上が、iPhone 6Sかそれ以前の4年以上が経過した機種を使用しており、iPhone SEユーザーの26%以上が、Android端末からの乗り換えで、AndroidからiOSへ移行する人の割合は、通常よりも高くなっています」と続ける。

 同氏は「iPhone SEの売上げが、秋の5G iPhoneの売上げを減少させる可能性は低いことを示しています。 iPhone SEの購入者は、価格に堅実で、5Gにあまり関心がなく、小さいディスプレイも気になっていません」とし、iPhone SEとiPhone 12シリーズでは、客層が異なるという。

 この調査結果に基づき「iPhone SEはAndroidからの乗り換え促しており、iPhone 12と共食いには、ならないだろう」と『9to5Mac』は伝えている(参考:https://9to5mac.com/2020/07/20/iphone-se-android-iphone-12/)。

 現在、世界の多くの地域でCOVID-19は、制圧から程遠い状況だ。一方でワクチン開発が世界各地で進められており、一定の成果も報告されている。コロナ禍が一刻も早く終息するとともに、人々に消費意欲が戻り、景気回復に向かうことを願うばかりだ。

(画像=Pexelsより)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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