iPhone 12は史上初のイヤフォン同梱なし? iPhone新時代の幕開けか

iPhoneの「電話もできるiPod」として発展してきた歴史

 iPhone 7からイヤフォンジャックが廃止され、EarPodsに取って代わったが、2007年に初代iPhoneがリリースされて以来、AppleはイヤフォンをiPhoneに必ず付属させてきた。

 その大きな理由は「電話もできるミュージック・プレイヤー」として位置づけられ、iPodの発展の延長線上にあったからだ、と『MacRumor』は指摘している(参考:https://www.macrumors.com/2020/05/20/no-earpods-in-iphone-12-box-says-kuo/)。

 たしかにiPhoneと音楽は相性がよく、多くの人がiPhoneで音楽を聴いているだろう。Appleは近年、Apple Music等のサブスクリプション・サービスにも力を入れている。音楽の環境を整えるために、ユーザーは追加の出費もいとわないと見ているのだろうか。

 この変化は、iPhoneの新たな時代の幕開けを暗示するものなのかもしれない。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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