折りたたみ式iPhoneの開発進行中か 新たなリークが続々

折りたたみ式iPhoneに関連する特許を、米国特許商標庁が公開

 米国特許商標庁は、Appleが新たに69の特許を取得したことを発表し、折りたたみ式iPhoneに関連する特許も含まれている、と『Patently Apple』は報じている(参考:https://www.patentlyapple.com/patently-apple/2020/03/apple-wins-third-patent-for-a-possible-future-foldable-iphone.html)。

 この特許では、Appleはディスプレイの折りたたみ動作などを制御するためのタッチセンサーの追加を焦点にしているという。

 また、 Appleは、折り曲げる軸周辺の折りたたみを容易にするために、ディスプレイには、溝やくぼみのある外側ディスプレイ・カバー・レイヤーなどの層を設けるとしている。ディスプレイ・カバー層は、ガラスといった透明素材で形成される可能性がある。くぼみは、折り曲げる軸の周りで透明素材がフレキシブルになる部分をディスプレイ層に形成する。

 ディスプレイ層の溝や窪みはポリマー等の素材で満たされ、液体で満たされる可能性も。フレキシブル・ガラスまたはポリマー構造のディスプレイ層では、ディスプレイ層の溝を満たす素材は、ガラスまたはポリマー構造の屈折率と一致するという。

 『XEETECHCARE』は、折りたたみ式iPhoneのこれまでの経緯について、動画で説明している。

 今後の正式リリースに向けて、どうやら外堀が埋まって来ているようだ。

(画像=『#iOS beta news』より)

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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