iPhone 12、iOS14から新たなデザインリーク? 画面からノッチ完全廃止か

複数デザインをテスト

 『BGR』はもう一つの記事で「AppleがiPhone 12とiPhone 12 Proのノッチを完全に排除する複数デザインをテストしていたという噂がある」とも伝えている(参考:https://bgr.com/2020/03/24/stunning-iphone-12-video-shows-apples-leaked-prototype-design-with-no-notch/)。

 iPhone 12のデザインは、基本的にiPhone 11とiPhone 5を合わせたようなものになるとTF International Securitiesの著名アナリスト、ミンチー・クオ氏は予想する。iPhone 5と同様に金属の平らなエッジで、前面と背面の外観はiPhone 11に近いという。

 iPhoneは2014年にiPhone 6とiPhone 6 Plusがリリースされて以降、全てのフラッグシップモデルが丸みを帯びた形状だったが、どうやらこの点については先祖返りする模様だ。

 iPhone 12シリーズは、4機種リリースされることも伝えられている。Appleは、毎年フラッグシップとなるiPhoneを1つリリースしていたが、2014年には2つに、2017年には3つに移行しiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone Xを発表した。

 クオ氏は2020年に、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxに加えて、ディスプレイ・サイズの異なる2つのiPhone 12モデルをデビューさせるだろうと語っている。

 生産の段取りが難航しているとされるiPhone 12。リーク情報は出ているが、サプライチェーンの問題で、リリース時期だけではなく、仕様やデザインにまで影響が出るのかも、気になるところだ。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

 

関連記事