新型コロナウィルス感染拡大による外出自粛に伴い、YouTubeがデフォルトの画質を480pへ

YouTube、新型コロナ対策で画質低下

 新型コロナウィルスの蔓延に伴い、家で過ごすことを余儀なくされている人たちが増えてきています。動画やストリーミングサービスの使用量が増加傾向にあるため、YouTubeは、日本を含む各国でデフォルトの再生画質を標準画質の480pに変更することを発表しました。この対応は欧州連合(EU)からの要請によるもので、すでにヨーロッパでは3月20日から実施されていて、24日からは日本を含む各国でも実施されるそうです。

実施期間は?

 この記事の執筆時点では画像に変化を感じませんが、徐々にロールアウトされていくことでしょう。「Mashable」がGoogleに問い合わせたところによると、この対応の期間は30日程度を予定しているとのこと。試しにどれくらい変化を感じるのかAuto HDの1080pから480pに手動変更してみましたが、気になるほどの違いがあると個人的に思いました。ロールアウトされたら気づく人が多いでしょう。ただ、画質は手動で変更することができるので、どうしても耐えられない場合は設定を変えられるようです。

Netflixはじめ、他のストリーミングサービスも画質を落とす

 動画ストリーミングの需要の高まりに応じて、Netflix、Amazon Prime Video、Apple TV+もデータ量を抑えるために欧州における配信動画の画質を落とす取り組みを始めたと発表しています。「9to5Mac」はApple TV+の解像度が低くなり、ノイズが確認されることを伝えています。一方で、Netflixは、Netflixのストリーミングのビットレートを1/4にすることで、トラフィックは約25パーセント抑えつつ良品質のサービスを会員に提供することを可能にしているそうです。Amazon Prime VideoもNetflixと同様の対応をしているようです。

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