Twitterの消える投稿「Fleet」はフェイクニュースの温床に? 海外メディアが指摘
米ソーシャルメディア大手Twitterは3月4日、投稿が24時間で自動的に消える「Fleet」という新機能をAndroidとiOSでテストすることを発表した。テストの対象地域は、現在ブラジルのみとなっている。
「Fleet」は、通常の「Tweet」と異なり、リツイートや「いいね」をすることはできない。ユーザーが起こせるリアクションは、ダイレクトメッセージのみだ。
「Fleet」は、Twitter内の検索やモーメントに表示されることはなく、外部のウェブサイトに埋め込むこともできない(参考:https://techcrunch.com/2020/03/04/twitter-starts-testing-its-own-version-of-stories-called-fleets-which-disappear-after-24-hours/)。
不安取り除き、気軽な投稿を促す
TwitterのプロダクトリードKayvon Beykpour氏は、同日下記のようなツイートをした。
「考えを公に共有することが、恐ろしい場合もあります。ツイートは誰でも閲覧、リプライができるうえに永久に残るため、(『いいね』やリツイートがつけられることにも)不安を感じるという意見に耳を傾けました」
Twitterは、ユーザーがもっと気軽に投稿できるようにすることを重要視しているようだ。
投稿した内容が24時間で消えるというコンセプトは、Snapchatが2013年に始め、Facebook、YouTube、LinkedInといったソーシャルメディアも、後に導入されている。