ちなみに、はじめしゃちょーが昨年8月に「【スイカ割り】液体窒素で完全凍結させれば1発で粉々になる説」という動画を出しており、この企画もしっかり「※専門のプロの方を呼び監修のもと行われます」というテロップが入っている。液体窒素は確かに、さまざまな実験で見た目にもインパクトのある反応を見せる、YouTuberにとって魅力的なアイテムだが、正しい知識と安全管理があってこそ、視聴に耐える動画になるということだ。

　さて、一方でGENKI LABOにアップされているコラボ動画「生か死か？東大生も答えられない炎クイズ！【クイズノックコラボ】（実験）science experiments」は、今後クイズもやっていきたいという元気先生の意向から、須貝MCによるクイズが展開される。

　“中身を抜いて筒状にしたティーパックに火をつけるとどうなるか？”“色水を張ったお皿に置かれたロウソクにコップをかぶせるとどうなるか？”“爆鳴気の詰まったチューブに火をつけるとどうなるか？”など、こちらも一歩間違えば危険な実験内容をクイズ形式で展開している。

　今回の2本のコラボ動画を併せて見ると、身近なものを使って科学実験や自由研究を行うQuizKnock Labに専門家の監修がつくことにより、より高度な内容になっていることがわかる。YouTuber上で教育系コンテンツの需要が高まっていると言われる昨今、このように刺激的で、知識も得られる動画には自然と注目が集まるだろう。さらなるコラボに期待したいところだ。