『レイトン教授と不思議な町』発売から13年 売上本数1700万本超”ナゾトキ”アドベンチャーの魅力とは?

『レイトン教授と不思議な町』発売から13年 売上本数1700万本超”ナゾトキ”アドベンチャーの魅力とは?

 2007年2月15日に発売された『レイトン教授と不思議な町』(以下『不思議な町』)は、今年で発売13年目を迎える。ニンテンドーDS専用タイトルとして誕生した本作は、2020年時点で累計1700万本もの出荷を達成し、多くのユーザーにナゾを解明する快感を提供した。

【PV】『レイトン教授と不思議な町』

英国紳士が織りなす”ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー”

 ”ナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー”を標榜している通り、『レイトン教授』シリーズは基本的に推理モノを踏襲した作りである。と言っても、『神宮寺三郎』や『ポートピア連続殺人事件』などの推理モノADVにおいてポピュラーなコマンド選択方式を採用しているわけではない。本作ではゲーム中に出題される様々な「ナゾ」(問題)を解くことで、事件の真相に近づいていく。

 登場人物の繋がりや事件のあらましを整理すると同時に、眼前のパズル要素をいかに解き明かせるか、プレイヤー個々人の”頭のやわらかさ”が問われるゲームシステムが特徴的だ。

 2007年から2013年まで展開された『レイトン教授』は、2017年より主人公を「カトリーエイル」へとバトンタッチ。タイトルを『レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀』(以下『ミステリージャーニー』)とし、ゲーム作品&テレビアニメの両軸でシリーズ新章の幕を開けた。

主要シリーズタイトル

・レイトン教授と不思議な町(2007年2月15日発売)
・レイトン教授と悪魔の箱(2007年11月29日発売)
・レイトン教授と最後の時間旅行(2008年11月27日発売)
・レイトン教授と魔神の笛(2009年11月26日発売)
・レイトン教授と奇跡の仮面(2011年2月26日発売)
・レイトン教授と超文明Aの遺産(2013年2月28日発売)
・レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀(2017年7月20日発売)

達成感がヤミツキになるナゾ解明パート

 『レイトン教授』シリーズの醍醐味は、やはりナゾを解いた際の大きな爽快感だろう。問題文とにらめっこし、「あーでもない、こーでもない」と脳みそに汗をかきながら解答をひねり出す。画面に「ナゾ解明!」と映し出されれば大いに喜び、逆に不正解なら納得いくまで何度も挑戦する……。こうした一連の流れにやり甲斐を見出すことができたのも、ニンテンドーDSのタッチパネルを駆使した立体的なパズルをはじめ、良問が数多く収録されていたからである。

 また自力でナゾを解くのが難しいユーザーに対し、ヒント機能が用意されていたのも重要なポイントだ。ヒントを参照すれば大抵の難問は正解できるものの、別途「ヒントメダル」と呼ばれるアイテムが必要となるため、常にお助け情報を頼るのは不可能。ヒントメダルを使い切るのもお構いなしに消費するのか、はたまたゲーム後半で襲いかかる難問に備えて温存しておくのか。むろん全問自力で解答できるのに越したことはないが、このメダルの使用スタイルは”レイトン教授あるある”として思い出深いユーザーも多いのではないだろうか。

 ちなみに『不思議な町』から2013年発売の『レイトン教授と超文明Aの遺産』までナゾ監修を手掛けたのは、パズル本の名著『頭の体操』の原作者であり、千葉大学名誉教授を努めた故・多湖輝氏。約10年にわたって『レイトン教授』シリーズが人気を保ち続けたのは、生みの親である日野晃博氏(レベルファイブ代表取締役)をはじめ、数々のナゾ作成に立ち会った彼の功績も大きいと思われる。

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