iPhone 12の3Dプリントモックが公開に その信憑性は?
YouTubeチャンネル『Mac Otakara』は1月31日、トレーディングプラットフォームAlibabaから入手した、iPhone 12(5.3インチ)、iPhone 12 (5.9インチ)、iPhone 12 Pro(6.4インチ)の3Dプリントモックアップを映像で公開した。
寸法や外観の比較、多くのズレ
その映像は、iPhone 11、iPhone 11 Proと比較し検証していくというもので、リークしているiPhone 12の画面は5.4インチと6.1インチと、サイズが異なっているようだ。
また、iPad Proの設計のように、側面が平らで、マイクとスピーカーの穴の数がそれぞれの機種で異なっていることも確認できる。
iPhone 12の3Dプリントモックアップは、いずれのモデルも厚さが約7.4mmだ。したがって、厚さは7.3mmのiPhone 8に近いといえるかもしれない。
iPhone 12(5.3インチ)の3Dプリントモックアップの高さは131mm。iPhone SE(4.0インチ)の高さが123.8mm、iPhone 8(4.7インチ)の高さが138mmのため、その間だ。幅は64mmで、iPhone SE(4.0インチ)の幅が58.6mm、iPhone 8(4.7インチ)の幅が67.3mmのため、こちらも2つの中間といっていい。
iPhone 12 (5.9インチ)の3Dプリントモックアップの高さは146mm。iPhone 11(6.1インチ)の高さが150.9mm、iPhone 11 Pro(5.8インチ)の高さが144mmのため、その間くらいだ。幅は71mmで、iPhone 11 Pro(5.8インチ)の幅71.4mmに非常に近い。
3Dプリントモックアップでは、iPhone 12 Pro(6.4インチ)のみ3眼カメラで、iPhone 12(5.3インチ)とiPhone 12 (5.9インチ)は2眼カメラであることも確認できた。
そんなiPhone 12の3Dプリントモックアップについて、『9to5Mac』が分析記事を掲載。(参考:https://9to5mac.com/2020/02/01/video-latest-mockups-compare-relative-sizes-of-rumored-iphone-12-lineup/)。5.4インチと6.1インチのiPhoneの比較には「かなりいい線いっている」としながらも「iPhone 12 Maxが6.7インチだと仮定すると、この6.4インチのモックアップの寸法はあまり正確ではない」と伝えている。
ちなみに、TF International Securitiesのミンチー・クオ氏は、2020年のiPhone 12ラインナップは、5.4インチOLED iPhone1つ、6.1インチOLEDモデル(異なるカメラ仕様)が2つ、6.7インチOLEDモデル1つと予想している。