『テラスハウス』東京編・第28話ーートパスが泣きながら“心の闇”を暴露&リリー・フランキーが愛華を警戒?

 ビビと凌が仲良くしている様子を見て、思わず泣いてしまった花は、快と共にプレイルームへ。花の涙の理由は、彼女なりに恋愛に対して努力してきたが、ビビが凌と「自分が今までやって来たことの10倍、100倍くらい上のコミュニケーション、上質なコミュニケーション」を交わしていることへの劣等感だった。「悔しかった、努力してたつもりだったけど、全然ダメだった」と漏らす花は、涙が止まらない。快は「そこまで感情が出るってことは好きなんじゃない?」と凌への気持ちを花に再確認させる。しかし、花は「心が折れそう……諦めたい」と弱腰なままだった。

 一方、リビングにいるビビと凌は相性バッチリ。ビビの考え方に対して、凌はしきりに同意した。また凌の結婚観に対してビビも「軽くこの人と付き合いたいとか、私は結構時間の無駄だと思っているから」と結婚を意識した付き合いを示す発言をする。これには凌も、「年下の女の子で初めて、素晴らしいと思った」と感服していた。

 さらにビビは凌のLINEのアイコンの“R”について、「LINEのトップの写真は私の(ネックレスの)“R”と一緒だね」とアプローチを続ける。凌も、ビビの首にかかっているネックレスの“R”を指して「“凌”の“R”なの? やっぱ」とノリノリだった。“R”の由来について、自分の名字とかつて好きだった人の名字の“R”だと言うビビだが、もう過去の人は吹っ切れたと話す。「“凌”の“R”ね」と続ける凌に「“凌”の“R”になるかな」といたずらっぽく笑うビビ。そして、二人は食の好みも合っていた。ポン酢が好きだとしきりに盛り上がり、凌のふざけている動画をビビが撮るなど、関係性はグッと深まる。二人は笑い合い、この日の夜はかなりいい雰囲気になった。

 翌朝、ダイニングにいる愛華をトパスがランチに誘う。トパスは愛華を乗せた車を運転しながら、自身について「学生時代、4軍とか5軍にいた方なのね」と振り返る。続けて、「だから愛華ちゃんとかは1軍にいそうな……」と、愛華と自分のタイプの違いについて話題を振った。愛華は「見た目派手だからすごく言われるけど、中身が、根暗まではいかないけど全然陽キャじゃないから」と説明。真にうけたトパスは、そんな愛華のことを意外だと言いながらが、「(高校時代の自分に)『5軍でも真面目にやってれば可愛い子を隣に乗せてジャガーを運転できる』と言いたい」と嬉しそう。愛華は「『1軍キャラの子と一緒にドライブしてるんだぞ』みたいな?」とトパスに言い、笑っていた。韓国料理屋デートでも楽しく会話を続ける二人。トパスは、完全に愛華に惹かれている様子だった。しかし、帰ってきてからの愛華は、「楽しかった」と言いつつも、まだ好きの決定打とまではいかないようだ。

 トパスは、すぐにリリー・フランキーに好きな子ができたことを報告する。愛華の写真を見せて、実は影がある子なんだと紹介するトパス。愛華のInstagramをみたリリーは「愛華、めっちゃ水着で腰振りながら踊ってっけど……」と唖然とし、「一番お前と遠い星に住んでない?」と切り返した。すぐに愛華の性格を見抜いたリリーは、「性格暗いかもしれないけど、インスタの中で虚構の虚栄の私を演じながらCAになりたいって、相当向上心と虚栄心の高い人だから、お前と真逆の性格なんじゃないか?」とトパスを心配して忠告する。だが当のトパスは、高校時代送れなかった青春を取り戻すと希望に燃えていた。そんな姿を見て、リリーは「そういうの一番危険だな、思い残し症候群みたいなの回収しようとすると、どっかで何か……」と言葉を濁しつつも、トパスの身を案じて釘を刺した。

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