愛華がパニックに陥り、“素”をさらけ出す? 『テラスハウス』第22話未公開映像

 プロバスケットボール選手の凌もまた、花の意見に概ね同意しつつ、「事実じゃないじゃん?」「まぁ、もう見なきゃいい話だからね」など、愛華が重く受け止め過ぎないように、優しい言葉をかけていく。「俺らってさ、負けたらディスられる職業だから、自然とそういうのは見なくなるんだよね。それで自分のパフォーマンスに支障でたら、一番ショボいじゃん? だから、自分に害があるようなことはできるだけ避けてる、俺は」と愛華を心配そうに見つめながら、自身の経験に基づいたアドバイスを送る。また、「家の中で帽子!  危ないからね(笑)」と注意するなど、アンチが飛びつきそうなネタで愛華をいじりつつ、その場を和まそうと努めていた凌。バスケットボールというチームワークを重んじる競技を極めているだけに、彼の言動からは、愛華のメンタル面だけでなく、テラスハウス全体の空気も気にかけている印象を受けた。

 一方で、春花は「大丈夫だった?」と愛華を気遣いつつ、それぞれの意見に耳を傾けながら、相槌を打っていく。一旦話が落ち着いた合間を見て、「それってさ、第一印象じゃん? どんどんどんどんイメージを変えるのは、(これからの)えみちゃんの行動な気がする、全部」と、口にした。この言葉は、春花が言うことで説得力が増す。と言うのも、テラスハウスに入居したことで、春花は著しく成長し、変化したからだ。自分以外誰にも興味がなかった春花が、他人を思いやるようになった。特に、初期メンバーが立て続けに卒業し、新メンバーが一気に入ってきた今日この頃、春花は“頼り甲斐のある、みんなのお姉さん”になりつつある。22nd WEEKの本編では、春花自身、テラスハウスを通して様々なことに気づき、学べたことを振り返っていた。視聴者の第一印象をいい意味で変えた春花だからこそ、この言葉には誰よりも重みがある。

 そんな中、みんなの様子をただ外から静かに眺めているメンバーが一人。流佳だ。もう一つの未公開映像“The Truth Of That Matter”で、パーソナルジムのトレーナーに「最近、会話が上手くなりたいなって思うんですよ、トーク。いくら言葉の意味を知っても、それを上手く言えないから、難しいんですよね」と悩みを打ち明けていた。また22nd WEEKの本編では、『テラスハウス』を一人で鑑賞し、自身の不甲斐なさに相当落ち込んでいた流佳。つまり、彼は今、おそらく人生で一番、自信をなくしている最中なのだ。そのため、傷ついて取り乱す愛華を心配しつつも、何も言葉をかけられなかったのだろう。一人離れた席で、静観することしかできず、もどかしく悲しそうだった。

 最後に、今回の主役である愛華に改めて触れたい。涙をこらえながら「これで泣くのもダサいじゃん……」と悔しそうに俯く姿や、凌に「嫌な気持ちになったの?」と聞かれ、「え、全然なってない」と素っ気なく返す様子、イライラしながら発した「(コメント欄を見て)『くっだらねぇ、なんなんだよ』ってすっごい思ったけど」「褒められたいわけじゃないけど」「私は別に、表に出る仕事でもそれを目指してるわけでもない」などの言葉からは、彼女の負けず嫌いで頑固な部分が垣間見えた。同時に、見てはいけないとわかっているのに見てしまう抑えられない好奇心や、素直になれない性格、誹謗中傷を真っ直ぐに受け止めてしまう繊細さなど、新たな一面も。愛華は時折「(テラスハウスで)自分を出したいけど、どうやって出せばいいのかわからない」と悩んでいた。確かに、本編ではどこか余裕があるように見える愛華。だが、今回の未公開映像では、そんな彼女の素の一部が、さらけ出されていたのではないだろうか。

(文=朝陽空)

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【22nd WEEK】ウォーキングデッド寄りのウィークエンド

■番組情報
『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』
2019年5月14日よりNetflixにて毎週火曜に新エピソード先行配信(4週に1週休止)
2019年6月11日よりFODにて毎週火曜深夜0時に配信予定(4週に1週休止)
2019年7月よりフジテレビにて、地上波放送予定
(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

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