HISグループ『変なホテル』のロボットに脆弱性、“ハッカーが室内を覗き見できた”と判明

警告を無視し火の手拡大、公に謝罪

 『The Register』は、警告が無視されたことにより公のニュースになったことを指摘(参考:https://www.theregister.co.uk/2019/10/22/japanese_hotel_chain_sorry_that_bedside_robots_may_have_watched_guests/)。

 『変なホテル』にはロボットが配置されており、ゲストのチェックインは、人型や恐竜の受付ロボットにより行われる。このロボットを介した顔認識技術で部屋に入ることができ、ベッドサイドのロボットがその他の要件を支援する、という仕組みだったという。

 『RT』は同じ指摘について『変なホテル』の名前も絡めて批判(参考:https://www.rt.com/news/471690-japan-weird-hotel-spying-robots/)。

 『変なホテル』は、恐竜ロボットの受付係がいて、日本の風変わりな宿だが、ルームアシスタントがハッキングされてゲストをスパイできるという、全く新しいレベルの「変な」ものになる可能性があることを指摘している。

 HISは、この問題に即座に対応したとし、今後心配はないとしている。サイバーセキュリティは、一つの穴を塞ぐと、また別の穴をあけるといった、ハッカーとセキュリティのイタチごっこになることもしばしばだ。

 あらゆるモノが繋がるIoTは、今後さらに加速していく。これは、1社だけではなく、社会全体の課題と言えるだろう。

■Nagata Tombo
ライターであると同時にIT、エンタメ、クリエーティヴ系業界にも出入りする。水面下に潜んでいたかと思うと、大空をふわふわと飛びまわり、千里眼で世の中を俯瞰する。

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