さらに「強固な5Gネットワーク基盤の整備」「5Gデバイスの充実」を提唱。基地局展開計画については、日本No.1基盤展開率97.02% × 5G技術者10000人を推進し、自由度の高い5Gネットワークを目指していく。5G端末にはスマートフォン3機種（ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社、サムスン電子株式会社、LG Electronics Inc.）、データ通信端末1機種（シャープ株式会社）の対応端末を用意している。

　また、会見の後半には俳優の佐藤健を招いた吉澤氏とのトークセッション、佐藤によるプレサービス体験の時間が設けられた。佐藤は先行してMagic Leap社が開発したセンサーとカメラで実世界を認識するウェアラブルなデバイス・Magic Leap Oneを体験。実世界にデジタルキャラクターが出現して遊べるゲームに「自分の現実世界に新しい何かが入ってくる感覚」と話した。

　さらに、佐藤は20日よりスタートするラグビーワールドカップのテストマッチをマルチアングルで観戦。スタジアムに配置したいくつものカメラによる映像を自由に観戦することができ、実際にスタジアムでもこの技術が実装される。先行して5Gを体験した佐藤は、「5Gが僕たちのすぐそこまで近づいてきているんだと実感しました。これから新しい時代に突入するのかと思うとワクワクします」とコメントし、5Gの本格実装に期待を寄せた。