対照的でも好相性 伊沢拓司率いるQuizKnock、夕闇に誘いし漆黒の天使達のパロディ動画を公開

 『東大王』でおなじみのクイズ王・伊沢拓司率いるYouTubeチャンネル「QuizKnock」が9月5日、人気YouTuber夕闇に誘いし漆黒の天使達(エンジェル)の企画パロディ動画を公開した。

 「QuizKnock」は東大クイズ研メンバーを中心に、驚くべき知識を持ったクイズ王たちがしのぎを削るチャンネル。一方、「夕闇」はコミック系ラウドバンドの顔も持っており、大喜利企画が代名詞になっているように、知識というより発想力で笑いを巻き起こすグループだ。一見、対照的な存在に思えるが、互いにリスペクトし合いながら多くのコラボ動画をアップしており、好相性のグループとしてファンに受け入れられている。

 8月25日にも、QuizKnockが「【夕闇】1回解いた事あるクイズvsクイズ王!【コラボ】」、夕闇が「【神回】東大生にバカ舌はいるのか?のはずがまさかの展開に…【QuizKnock】」と、互いにコラボ動画をアップし、好評を博した。

 さて、今回の動画は夕闇が2017年10月にアップした動画「【革命】五感消失大喜利やったらカオスすぎたwwww」の企画、「五感消失大喜利」をQuizKnock風にアレンジしたもの。「五感消失クイズ」と題し、伊沢が視覚、山本祥彰が味覚(喋るの禁止)、ふくらPが聴覚を失った状態でクイズに答えるという企画だ。

クイズ王なら五感奪われてもクイズ答えられる説【夕闇】

 伊沢はアイマスク、山本がマスク、ふくらPがヘッドフォンをした状態は、映像として見るとなかなかのカオスだ。まず、「次のうち、昆虫はどれ? A:蝟(ハリネズミ) B:蟶(マテ) C:螻(ケラ)」という問題が川上拓朗によって読み上げられ、山本とふくらは「C」で正解。一人喋り続けていた伊沢が、「螻」を漢字で書こうとして誤答する中、ふくらPは正解したのかすら分からないというメチャクチャの状態だ。普段はこのレベルの問題ならスマートに回答するクイズマスターたちが、四苦八苦する姿がおもしろい。

 水上颯が作問したという「(ランキング)に入ることを(ランクイン)という〜」というクイズは、ランキング/ランクインがそれぞれ「王が走っている様子(ラン・キング)」「女王が走っている様子(ラン・クイーン)」と、画像で表現された良問だが、視覚を奪われた伊沢はやはり不正解。

 続いて、川上の写真を4つ並べて、「古い順に並び替えろ」という問題が出題されたが、さすがに伊沢がかわいそうだということで、川上からそれぞれの顔の特徴が伝えられる。しかし、Dの画像がドナルド・トランプのマスクを被った画像とは知らされず、やはり不正解に。ヘッドフォンをしたふくらPが独り言のようにつぶやく「Dはトランプ大統領のマスク」にも疑心暗鬼になる始末だ。

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