『テラスハウス』東京編・第14話ーーケニーに続き“あるメンバー”が卒業決意、香織の意外な告白も

『テラスハウス』東京編・第14話レビュー

 最後に莉咲子は、プレイルームで流佳と二人で話すことに。「一生遊ぶ約束したからね!」と、これからもお互い友人として、いい関係を築いていく約束を交わす。流佳は莉咲子に、香織との現状を報告し、今後どうすればいいのかを相談した。流佳の悩みに真剣に向き合い、共に頑張ろうと背中を押す莉咲子。翌朝、莉咲子とケニーはメンバーそれぞれと熱い抱擁を交わし、テラスハウスを後にした。

 東京・末広町。鮎澤悠介(イーデン・カイ)と待ち合わせていた春花は、ウクレレを教えてもらうため、二人で“TOKYOITE!”というライブスペースに向かった。春花は、悠介に教わりながらコードを覚えていく。覚えたてのウクレレで春花が音を奏でると、即興でメロディを弾いて、セッションする悠介。二人は演奏を楽しんだ。いい雰囲気の中、悠介が「いまの自分の気持ちを言うと、春花さんのことが異性として気になっています。もし3回目よかったら、そのつもりで花火大会とか行けたら」と真っ直ぐに気持ちを告げる。しかし、春花は「そのつもりじゃなきゃ行かない方がいい? 私は(カイくんのことが)すごく好きだけど、異性としてというよりかは人間的に好き。お互い友達として時間をとって進めていきたいな。そこからどうなるかはわからないけど」と、現状は異性として見ていないことをはっきりと伝えた。悠介との花火大会や今後の関係には「考えよう」と濁した春花。この日はこれで解散することになった。春花が悠介の気を惹くような言動を繰り返していただけに、悠介にとってはまさかの返答だったことだろう。放心状態となった悠介は、一人スタジオに残り、タピオカを噛み締めていた。

 そして注目の新メンバーの姿も一部公開される。焼肉屋さんで家族と話しているギャルっぽい女性と、イタリア語を話す漫画家らしき男性。女性は恋愛をしたいとはっきりと口にしていた。新たなメンバーが加わることで、テラスハウスにいままでとは違った風が吹き込むのか、楽しみだ。また、卒業した莉咲子とケニーのその後は、SNSなどで見守っていきたい。

■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。Twitter

■番組情報
『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』
2019年5月14日よりNetflixにて毎週火曜に新エピソード先行配信(4週に1週休止)
2019年6月11日よりFODにて毎週火曜深夜0時に配信予定(4週に1週休止)
2019年7月よりフジテレビにて、地上波放送予定
(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

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