PS5の本体デザインがリーク デザインコンセプトは「レトロフューチャー」?

発売は2021年まで、『FF7リメイク』も対応タイトルに?

 PS5本体デザインのリーク直後の23日、ゲームメディア『GAME SPOT』は現時点でPS5に関してわかっていることのまとめ記事を公開した。まずPS5のリリース時期だが、ソニー・インタラクティブ・エンターテインメントのCEOであるJohn Kodera氏が2018年に発言した「3年はない」という言葉にもとづけば、2021年までにはリリースされると見られる。逆に言えば、2019年はまずないだろう。

 つぎにPS5に価格であるが同ゲーム機はPS4より性能が向上するものも、同ゲーム機の開発を率いているリード・アーキテクトMark Cerny氏が「ゲーマーにアピールできるメーカー希望小売価格になると信じています」と発言していることから、PS4の価格(500GBモデルで29,980円)から大きく上昇することはないだろう。

 PS5本体でPS4のゲームがプレイできる後方互換性については、間違いなく実装されるだろう。PS4のゲームをPS5でプレイした場合、ローディング時間が大幅に短縮すると考えられているので、PS5専用タイトルがまだ充実していない時期であってもPS5を購入する価値はあると言える。またハードウェア性能は、4K画質をサポートし、PSVRにも対応するようだ。

 最後に対応タイトルだが、スクウェア・エニックスの社長兼CEOの松田洋祐氏が今年のE3におけるインタビューで「『ファイナルファンタジーⅦリメイク』がPS5でもプレイできるようになるだろう」とコメントしている。もっとも、同タイトルの公式サイトにはPS5対応とは明記されていない。

 以上のようにPS5はデザインがやや癖が強いものも、おそらくはプレイヤーを満足させるものとしてリリースされることが期待できるだろう。

トップ画像出典:THE GAMER「The Playstation 5 Model Leaked, And We Have Some Opinions」より画像を抜粋

■吉本幸記
テクノロジー系記事を執筆するフリーライター。VR/AR、AI関連の記事の執筆経験があるほか、テック系企業の動向を考察する記事も執筆している。Twitter:@kohkiyoshi

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