『テラスハウス』東京編・第9話ーー春花と莉咲子のガチ喧嘩でテラハ史上一番“ヤバい”空気に

『テラスハウス』東京編・第9話レビュー

 リビングで話をしているうちに衝突してしまった春花と莉咲子。春花はケニーに自分の気持ちを誤解なく伝えるために男子部屋に行くが、喧嘩した悔しさからか、泣き出してしまう。ケニーはそんな春花の姿に動揺し、理由を尋ねた。春花は、ケニーのことを男性として気になっていたが、それを莉咲子にバラされてしまったことで、このあとどうしていいかわからなくなったと告白する。続けて、ケニーは莉咲子のことをどう思っているのか? と疑問を投げかけた。それに対して、莉咲子のことは3人の中で一番気になっている存在だと明かすケニー。さらに春花のことは女性として見ておらず、恋愛対象ではなかったとはっきり伝えた。

 春花が女子部屋に戻り、莉咲子に話してきたことを報告する。それを聞いて莉咲子は「なんか、ごめんね?」と謝った。その言動に引っかかった春花は、「悪いと思ってなくない?」と突っかかる。すると莉咲子もまた今まで溜まっていた気持ちをぶつけはじめ、喧嘩が勃発。どんどんとヒートアップしていき、そもそも莉咲子が突然仲を深めようとする姿に、気持ち悪さを感じていたと漏らす春花。そして、莉咲子が秘密にしていた喫煙者であることをカメラの前でバラしてしまう。莉咲子と春花は、価値観の違いからできた溝をさらに深めていった。

 喧嘩のあと、荷物をまとめて部屋を出て行く莉咲子。男子部屋にいるケニーに、巻き込んでしまったことを謝った。ケニーは莉咲子から喧嘩の内容を聞くと、春花が莉咲子にあたりが強かった理由として、「春花を恋愛対象として見ていない」と直接伝えたことをあげた。さらに「莉咲子が気になっている」と、春花に告げたことも話し、だから冷静ではいられなかったのでは? と分析した。

 莉咲子はそのまま遊びに出かけてしまい、春花は香織に喧嘩のこととケニーのことを相談する。一方、男子部屋では、流佳が深夜に出かけた莉咲子を心配していた。流佳は、ケニーに「こんな時間に女の子がクラブに行っていいの?」「ダメすぎるでしょ、一人は」「ケニーさん、ついてってくださいよ」と莉咲子を追いかけた方がいいと説得する。だが、言い訳ばかりして全く動こうとしないケニー。見るに見かねた流佳はケニーに確認をとった上で莉咲子に連絡し、「俺、迎え行きますよ、一人だったら、さすがに」と付け加える。珍しく雄々しく振る舞う流佳。新たな一面が垣間見えた瞬間だった。

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