今からでも間に合う『テラスハウス』軽井沢篇の魅力まとめ:中編(17話~32話)
1話~16話までは雄大、みずきが卒業を決め、聖南と翔平が入居。そして安未もモデルを目指すために東京に住むのが最適だと思い、卒業を決意。新メンバーが入居する。中盤は男性メンバーとしてプロスノーボーダーの中村貴之、モデルの岡本至音、ミュージシャンの上村翔平、女性メンバーとしてアイスホッケー選手の佐藤つば冴、レジェンド島袋聖南、新メンバーの小瀬田麻由の6名で進んでいく。
麻由の入居初日、素晴らしいプロポーションに魅了されていた男子メンバーとスタジオメンバー。麻由は至恩が気になるようで、つば冴とすでに進展していることを察知して聖南に相談。「そんなことは気にしないで、気になるならいったほうがいい」というアドバイスを受け三角関係に発展しそうな雰囲気になってしまう。
「素晴らしいプロポーションの前で人は無力なのか」とスタジオメンバーも懸念していたが、至恩はつば冴に一直線。バレンタインデーの日に至恩が告白し、晴れてカップルとなった。そして2人は卒業を決意。麻由の恋は動く前に終わりを告げてしまう。その一方で新たな恋も始動。翔平が聖南に惹かれ始め、デートに誘うなどアタックし始めたのだ。
至恩とつば冴が卒業したあとに入居したのは、テラスハウス史上No.1天使、No.1ハイスペックと謳われた、大学生の田中優衣とパイロット志望の石倉ノアだ。この2人がテラスハウス内をどんどん波乱の方向へと導いていく。
麻由がノアをロックオンし、デートに誘ったり、ノアがいるところには現れては猛アタックするも、ノアは少し引き気味でうまく行かず、山里亮太には「ダークヒロイン」と揶揄されてしまう。そんなノアは優衣が気になる様子で、デートへ誘い距離を縮め始める。その様子を横で見ているのが麻由には辛く、優衣に対する態度も自身が気づかないうちに強くなっており、2人の間に亀裂が入り始める。
優衣は勇気を出して麻由との関係を聖南に相談。直接話し合うべきだとアドバイスをもらい、ランチに行って思いの丈を伝える。「自分の気持ちをこれからは素直に話す」という方向で和解するも、麻由が急に仲良くしてきてどこにでも着いてくるので、少し住み辛くなったことを貴之に相談。
この頃から視聴者が衝撃を受け話題となった、優衣の裏の顔が出始める。「ノアとうまくいっている」とマウントを取り始め、その様子を見て焦ったのか、麻由はノアをデートに誘い告白に踏み切る。だが結果はうまくいかず、麻由は卒業を決意するのだった。
その後入ってきた新メンバーは大学生の又来綾だ。「好きなタイプは貴之」と、一直線でテラスハウスに入居してきた。そこからデートを重ね、誕生日にはプレゼントを送るなど猛アタック。だが煮え切らない貴之に、スタジオメンバーの注目も集まった。
そして翔平は聖南に猛アタック、誕生日に食事に誘い、帰り道で半ば強引なキスをしたり、みんなで行ったキャンプで距離を縮めていい雰囲気になったりと好調だ。そんな中、恋のライバルが現れてしまう。それがノアだ。
同世代ということもあり、友人のつもりで接していた優衣の好意を重く感じてきたのか、もともと気になっていたという聖南への気持ちを翔平にも打ち明けて、アタックを開始する。それに焦った翔平は告白を計画。結婚式場でバラの花束を渡し、ロマンチックな告白をするも、結果はうまくいかず「友達としか思えない」と聖南。翔平はこの時に卒業を決意。貴之に一番最初に打ち明け、涙で握手を交わすという熱い友情を見せた。
一方ノアと聖南は相性が合ったのか、あっという間に距離を縮め、酔っ払った勢いでキスまでしてしまう。その後、デートへいき、夜のバーでロングカットのキスシーンを経て夜の街へと消えていくという衝撃の回まで残してくれた。
そんな大人な雰囲気と、ドロドロとした三角関係や衝撃回の連続でで進んだテラスハウス中盤。そして、メイクアーティスト志望で自身の性について悩んでいる池添俊亮が登場。LGBTQというセンシティブな問題にも踏み込み、さらに若いメンバーが増え雰囲気も変わるテラスハウス後編。次回は33話~最終回までを振り返っていきたい。
(後編はこちらから:https://realsound.jp/tech/2019/03/post-334997.html)
(文=平岩知花)
「TERRACE HOUSE OPENING NEW DOORS」はNetflixで配信中、フジテレビにて毎週(月)24時25分~放送中。
公式サイト:http://www.terrace-house.jp/openingnewdoors/
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