『あいのり:AJ』第12話 昨日の敵は今日の友ーーでっぱりんまさかの番組ディレクターと恋に落ちる?

 前回、あいのりスタッフの井上ディレクターの勘違いから、でっぱりんと意見の食い違いが生じ、大喧嘩に発展。男子メンバーとディレクターは今回の事件に発展してしまった理由や、実際どういう思いかを語り合う。

 でっぱりんの地雷を踏み続けてきたトムは、シーズン1からの出演であいのりの旅に慣れてきて大御所感を醸し出し、素行が悪化したのではないかと語り、Dr.モリモリは「親しき仲にも礼儀あり」と今回の事件に遺憾の様子だ。AIは「話せばわかんじゃねえかと思う」と前向きな発言をするも、トムは「思わない」と即答。

 そして、でっぱりんが思いを寄せる英クンも、これまでは「でっぱりんの気持ちわかるよ」とフォローしていたのだが、今回の件に関しては引いてしまったらしく、「感情的になったら手が付けられない」「厄介ごとにはあんまり関わりたくない」と正直な気持ちを明かした。

 翌朝、でっぱりんがメンバーの元へあらわれ、開口一番「昨日は気を悪くさせてごめん」と素直に謝罪。それに対し、井上ディレクターも「俺が悪かった」と勘違いから騒動が起きてしまったことを謝罪する。これで自体が収束するように思えたがでっぱりんは「昨日はお酒も飲んでないし、しらふだったし、井上さんが失礼なことを言わなかったら私もここまで言ってない」と言及。あいのりはカメラマンがいないことを前提に生活しているのに、スタッフが感情的な発言をすれば、今後気にするメンバーも出てくるのではないかと言うでっぱりんに、井上ディレクターは「その通りだと思う」と素直に謝罪した。「何度でも頭を下げるし、正直に言うと許してもらいたい」との言葉に、でっぱりんは「謝るとかいうことではなく、ちゃんと伝わったならいいと思う」と応じ、自体は収束した。

 するとDr.モリモリが、ほっとしたのか号泣してしまい、この涙を見て恋に落ちてしまったのが弱々しい男が大好きなモア。でっぱりん事件は思わぬ方向に作用したようだ。

 その後、メンバーはウズベキスタンのサマルカンドに到着。皆で観光を楽しむ中、ひとり浮かない顔をするでっぱりん。その理由は英クンがでっぱりんを明らかに避けており、その雰囲気を察知してしまったからだ。そこで駆け込んだ先は、まさかの井上ディレクター。昨日まで大喧嘩をしていた2人には見えない様子に、スタジオのベッキーも「仲良くなるの早いわ!」とツッコミつつも安心したようだ。その夜、スタッフ部屋にきた英クンは「正直引いた」と本音を吐露。翌朝も井上ディレクターに言及し続けるでっぱりんに完全に引いてしまったことを明かした。

 翌朝、でっぱりんは井上ディレクターを呼び出す。呼び方も「イノッチ」と親密な呼び方に変化。「言い合いも含めてイノッチがディレクターでよかった」と感謝の気持ちを伝えるでっぱりん。映像の取れ高など関係なく、メンバーの恋愛に対して向き合ってくれた井上ディレクターの優しさを感じ、「マジで大好き」と感謝を伝えた。

 スタジオメンバーが「え!? 恋しちゃったの!?」と慌てていると、「恋愛感情としてじゃないけど」ときっちりオチもつけていた。井上ディレクターも「ちょっと扱いづらいところあるけどみんな応援してるよ」と鼓舞し、「それよりも英クンに(相手を)しぼって」と、きちんと英クンに向き合うことを誓い合った。

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