『あいのり:AJ』泥沼の第7話 でっぱりん騒動収まらず、トムが帰国を切望しベッキーに相談?

 第二次でっぱりん大戦が勃発してしまい、メンバー3人がリタイアを宣言するという波乱の状況になってしまった翌朝。ユウちゃんは勇気を出してでっぱりんを呼び出し、自分が甘えていたことや、なかなか変われないことを謝罪。「ネパールにいる間にでっぱりんにもわかるくらい変われるように頑張る」と伝える。だがでっぱりんは「それって誰のために頑張るん?」と厳しい口調で切り返す。その後も仲が修復されそうになかった。

 だが実は「昨日マジごめんって本当は言いたかった」と、でっぱりんはスタッフにもらしていた。ユウちゃんの成長のために、あえて突き放すような言い方をしたとのことだ。そして「酒飲んで暴れるクセは直したいと思います」とスタッフにもきちんと謝罪した。

 一方、男子メンバーは重苦しい空気のまま。先日でっぱりんを止めることができなかったことを反省をしている様子だ。その中で、トムは布団に篭り「トムは今サナギなんで無理です」と全く出てこない。でっぱりんがユウちゃんに手をあげたことがどうしても許せないようだった。

 そんな中、でっぱりんは英クンを呼び出し先日のことを謝罪。すると英クンは「でっぱりんが言ってたことわかる」と肯定。先日の事件があったからといって、でっぱりんと距離をとったりしないと気持ちを伝えた上で、「でも他にも方法はあったと思う」とたしなめた。この英クンの反応にでっぱりんは「あんな良い人おるったい」と感動して涙を浮かべた。

 その日の午後、メンバーが全員集合し、仲直りをすると思いきや誰も喋らない。気まずい空気を断ち切るため、スタッフが明日からまた旅を続行することをアナウンスする。スタッフが話し終えるとでっぱりんは早々に部屋に戻ってしまう。これを見たトムは「なんも言わずに去っちゃうんだね」と苦言を呈す。

 ユウちゃんを殴ったことが許せず、おかしいと振り返っていると、ユウちゃんが「でもそれがでっぱりんやし」と、でっぱりんをかばう。それに対し、「しょうがないで終わるなら、俺が必死にでっぱりんを止めた意味って何?」とトムがメンバーに訊ねると、その最中に、まさかの本人降臨だ。「なんで私がいる時に言わないのか?」とトムをまくし立て、「クソ弱虫野郎」と吐き捨ててその場を去ってしまう。ここでトムの心は完全に折れてしまい、その日の日記にはでかでかとした文字で「日本帰りたい」と書き込まれていた。

 さらに日記に「ベッキーさん。時間が解決することってあると思いますか? 心の傷ってどうどうやったら癒されますか?」と書き込み、これにベッキーは「色々あった先輩みたいになってるけど……!」とためらいつつも「この旅中には難しいかな」と本音を伝えた。

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